アイコン 中小企業信用機構等の自己資本と損害/日本振興銀行関係先

日本振興銀行の尖兵隊長で最大の取引先であったNISグループは、ネオラインH(藤沢信義代表)に対して、第三者割当増資の40億円(48.90%)を引き受け払い込みしたばかりであった。同社は日本振興銀行から138億円の借入があり、一方66億円の貸付債権も有している。相殺が可能ならば被害は多くないと見られるが、同社では数十億円の債務超過に陥ると発表している。
また、中小企業信用機構は、売上高の半分以上を日本振興銀行の融資に対する保証で稼いでおり、その影響は甚大となっている。

 

<日本振興銀行絡み上場企業>
日本振興銀行絡みの上場企業
前期自己資本
所有株券・評価損
日振銀への貸付額
←合計
備考
インデックス・ホールディングス
10,769
460
400
860
再建中、影響小
カーチスホールディングス
1,394
 
 
 
影響なし
シノケングループ
696
335
 
335
今期利益で処理
ラ・パルレ
522
335
 
335
影響大
レカムホールディングス
412
232
 
232
影響大
ネットインデックス
893
 
400
400
影響大
マルマン
1,994
335
 
335
影響小
ジアース
1,200
100
 
 
影響小
ジー・テイスト
6,345
 
 
 
影響なし
さかい
1,977
 
 
 
影響なし
ネクストジャパンホールディングス
227
 
 
 
影響なし
中小企業投資機構
1,438
349
 2,950
349
影響大
中小企業信用機構、(旧アプレック)
691
1,853
 
1,853
債務超過
ニッシン債権回収
3,080
394
 
394
影響少し
Jトラスト
10,968
 
 
 
影響なし
NISグループ
3,526
1,861
6,650
8,511
債務超過
小 計
 
6,254
10,400
16,654
 
[ 2010年9月15日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
この記事を見た人は以下も見ています(日本振興銀行、)
スポンサードリンク