アイコン トヨタホーム/ミサワホームの29.35%の筆頭株主に

トヨタは子会社のトヨタホームに、ミサワホームの持株を譲渡した。その結果トヨタホームの持株が、これまでの15.22%から29.35%を持つ筆頭株主となった。
鉄骨のトヨタホームの家は、中京地区ではトヨタ関係者も多く売れようが、九州では工事現場をなかなか見かけない。

トヨタホームは数年前には、いろいろあった地域販社を各地域ごとにまとめて再起を図っているが、広告宣伝が下手なのか、またリーマンショックの不況も受け、大きな販売改善には繋がっていないようである。ミサワホーム本体は利益計上体質を作り上げつつあり、ブランド力からしてもトヨタの名への変更はなかろう。
2009期のトヨタホームの売上棟数は4,232棟、一方ミサワホームは10,865棟と2.5倍の販売棟数となっている。
ミサワのプレハブ技術と空間が大きく取れるトヨタホームの鉄骨作りを製品で融合させ、全く新しいハウスを提案できれば、多様化した世代に受けること間違いなしだが、末端での垣根は高いようである。いっそのことトヨタホームをミサワホームに糾合させ、トヨタはミサワホームを株主支配した方が賢明かと思われる。
 

[ 2010年10月 4日 ]
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