アイコン 魔の島根原発2号機/今度はケーブル接続ミス チェックもなし

島根原発中国電力は、前代未聞の点検不備(要点検期間に点検せず)があった島根原発2号機で、10月28日原子炉の中性子を検出する機器が反応せず、一時燃料装荷作業を中断していたと発表した。 

電源ケーブルが外れていたのが原因で、約40分後に作業を再開したという。中国電力は点検不備の再発防止策が、国や地元自治体に2号機の運転再開が認められ、本格起動に向けての作動中だった。
 ミスがあったのは炉心内にある四つの検出器の一つ。28日未明に反応がないことに気づき、代替機器を使い装荷作業を再開。中央制御室の設備にケーブルがつながっておらず、10月に点検した作業員が、接続を外して点検した際、元に戻すのを忘れていたとされる。
 こうしたポカの単純ミスでも大事故に繋がることもあり、原発は特に問題である。叱られたばかりの中国電力でまたこうした初歩ミスが発生するとは、まだまだチェック機能が働いていないようである。
今回の件は、ケーブルが外れたまま、チェックもされていなかったことが判明しており、国は自身ですべての作業マニュアルとチェック機能を総点検する必要があろう。
 

[ 2010年11月 4日 ]
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