アイコン スクウェア・エニックス ホールディングス/期待のFFXIV評判最悪 

FF14評価が高く、スクエニとしても収益性も良かったオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXI」の待望の続編「ファイナルファンタジーXIV」が、ゲーマーやファンの期待を完全に裏切る「糞ゲー」であった為、課金ユーザが前作からほとんど移動せず、見込んでいた課金もソフト単品の売り上げも予想よりはるかに悪かったようだ。

もっとも、同社はかなり前から過去作品の焼き直しが多く、さらにそれもゲームファンからは評価が低い。

同社は「ファイナルファンタジー」と「ドラゴンクエスト」という国民的ゲームを抱えているが、新規ブランド(ゲーム)を立ち上げることができず、過去の遺産だけで食いつないでいるという状況。
で、あるに関わらず、ユーザを裏切るような完成度の低い商品を出しているようでは、直滑降に下がった株価も下がり続けよう。

前作が400万本超を売ったファン待望のドラゴンクエストの新作「X」は、任天堂の据置機「Wii」の独占で発売予定だが、マイクロソフトでも発売されたFFのように、他機種展開、マルチ展開で発売されるのではという噂もある。

しかし、もともと版権が会社だけではなく、ドラクエの原作者である堀井氏とその会社にもあり、決定権はほとんど氏がもっているゆえ、同社の社長である和田氏の力も及ばないであろう事からFFのような安易なマルチはないと見られている。
 
ここ数十年のスクエニは、市場のニーズを見誤り、ブランドを軽んじ、焼畑的に商品をリリースし続け、過去の需要に固執し、人材をまったく重要視していない。
人材については「終身雇用は国教か?」と社長みずからがのたまうほどであるが、ほぼ終身雇用である任天堂が何故あそこまでブランドが強くなったか考えてみたら良い。
売っているのは株ではなく、エンターテイメントなのだが・・・。
 
ブランドを消費し続け、果てにブランド低下がみられる「ファイナルファンタジー」が、ユーザからNOを突きつけられたのもその結果であろう。
 
スクエア・エニックスというブランドも、そろそろ終了が見えてきてるようだ。
ねずみがぞろぞろと逃げ出しているとも聞く。
 
そろそろ堀井氏もドラクエと一緒に逃げ出してはどうか。
 

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期通期前回予想
160,000
20,000
20,000
12,000
11年3月期通期今回予想
130,000
8,000
6,000
1,000
10年3月期実績
192,257
28,235
27,822
9,509
通期今回予想/前期比
67.6%
28.3%
21.6%
10.5%

 
[ 2010年12月17日 ]
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