アイコン リンガーハット 寒さから11月客足好調 不況浸透で単価減

景気のバロメーター企業でもある同社は、ファストフードに近い長崎ちゃんぽん・皿うどんのリンガーハット事業ととんかつの濱勝事業を店舗展開している。
主力のリンガーハット事業は、不況で一時苦戦していたが、今期は前期に比べ好調に推移している。内容は、リンガーハットの客単価が7月前期比107.1ポイントを記録したが、不況不況との報道により、客単価はその後落ち込み続け、10月(96.9)・11月(97.4)とマイナスに転じている。

しかし同社は、ハンバーガーに喰い飽きたのか、牛丼に飽きたのか、野菜不足を補うためか、何といっても寒さからだろうが11月の客足は、117.5と大幅に伸びている。そのため売上高も114.5と伸びた。
 とんかつレストランの濱勝事業は、消費不況による外食産業の不振どおり、11月の売上高は86.8ポイントにとどまっている。
 主力のリンガーハット事業に客が回帰してきており、客数さえ増加したら、いろいろ手を打つこともできる。
 

2月決算 
9月
10
11
12
 3月から累計
売上高
107.2
107.9
113.4
 
106.8
客 数
107.4
110.9
119.6
 
105.8
客単価
99.8
97.3
94.9
 
101.0

 
連結/百万円
2008年2月期
2009年2月期
2010年2月期
2011年2月期予
売上高
36,565
35,375
32,383
33,800
営業利益
569
160
934
1,290
経常利益
429
29
783
1,180
当期利益
37
-2,434
521
750
総資産
25,033
23,364
22,076
 
自己資本
10,083
7,702
8,206
 
資本金
5,028
5,028
5,028
 
有利子負債
11,227
11,777
9,847
 
自己資本率
40.30%
33.00%
37.20%
 
[ 2010年12月 8日 ]
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