アイコン 油山牧場の羊から羊版BSEのスクレイピー検出 人には感染せず

福岡県は14日、福岡市南区の油山観光牧場(もーもーらんど油山牧場)の綿羊が、家畜伝染病「スクレイピー(伝達性海綿状脳症)」に感染していたと発表した。
 国内での発生は、2005年に神奈川県で見つかって以来64頭目。
福岡県では初めてで、人間に感染する恐れはないとされる。
当牧場には、羊やヤギなど57頭がおり、県では殺処分するか検討中とのこと。

スクレイピーは、同種動物内では伝染性がある。致死性の高いウィルス病であるうえ有効な治療法が見つかっていないため、この病気の症状が見られた動物は直ちに隔離し殺す事を行ってきている。
しかし、スクレイピーは動物群の中で持続する傾向があり、過去に発病したことがない群で自然発生的に発病することがある。伝染のメカニズムや病気の生物学はほとんど解明されておらず、研究が活発に行われている最中である。
 

[ 2011年4月15日 ]
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