アイコン 震災後の「原発利用に対する意識調査」/日本リサーチセンター

日本リサーチセンターは、このたび、東日本大震災後の「原子力発電利用に対する意識」、「今心配なこと」「震災後の生活状況」、「節電に関する商品購入」などを把握するため、全国47都道府県の1,200人を対象に、以下の調査を企画・実施した。

この調査は継続調査で実施している。

<調査結果の要約>
1、「エネルギーの供給源として原子力発電を利用すること」については、反対(「反対である」+「やや反対である」)の割合が、賛成(「賛成である」+「やや賛成である」)の割合を上回っており、5月から6月にかけて増加している。

2、東日本大震災発生以降、心配と感じていることは、
「福島第一原子力発電所の事故対応(94.2%)」、
「震災にあわれた方々の仕事や生活(92.0%)」、
「原子力発電の安全性(91.4%)」、
「今後の日本の経済や産業(90.4%)」、
「次に起こる地震(余震含む)や津波のこと(89.8%)」
などの項目が、5月調査時と同様9割を超えている。

3、東日本大震災発生後の生活全般について、
元に戻っていない(「全く元に戻っていない」及び「あまり元に戻ってはいない」)と回答した人の割合は、5月から6月にかけて上昇している(5月:11.1%⇒6月:14.7%)。

4、この夏の節電対策のために購入、あるいは買い替えを行ったものとして最も多くあげられたものは、
「下着・シャツなどの衣類(16.2%)」、
「LED電球(13.7%)」。
今後購入・買い替えの予定がある商品トップは、
「LED電球(27.5%)」。
となったとしている。

 

[ 2011年6月30日 ]
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