アイコン 鹿児島県知事 九電に博多座のチケットタカル 

2009年に「博多座」(福岡市)で公演されたミュージカル「ミス・サイゴン」のチケットを、鹿児島県の伊藤祐一郎知事に無償提供、知事夫婦が観劇していたことが8月4日判明。
伊藤知事がチケットを貰った時期は、九電川内原発3号機増設計画が、県議会などで議論されていた時と重なっている。

伊藤知事は報道機関の取材に対し、「私の増設同意には影響していない。まずいという気持ちはない」と数万円相当のチケット(Å席16,000円)をたかっも意にも介さない。
伊藤知事は会合で同席した九電関係者に「博多座の施設などに興味があり、チケットをお願いした」と知事側から求めたと述べている(犠牲の精神か)。

知事自身が増設賛成派であったとしても、チケットのタカリとは知事としての品格を疑うものであり、それ以前に議員や公務員の禁止事項であるはず。それを問題ないと。こうしたことが総務省時代から常態化していたのであろう。

伊藤知事は、鹿児島(川内)原発3号機増設(認可)問題で、福島原発水素爆発後の国が異常事態のさなかの4月12日、「(3号機)増設の容認を変更する意思はない」と、九電にエールを送っていた。

「博多座」は、福岡市と九電はじめ地元財界が出資する第3セクター経営。歌舞伎や大物芸能人の舞台が公演される九州随一の施設である。鹿児島県からもちゃんとお金を払い観劇に多くの人たちが訪れている。

 

[ 2011年8月 5日 ]
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