下請けが危険手当を支払わず 福島原発作業員
東電は、これまで下請けの原発作業員の危険手当については、発注先の判断としていたが、東電は見積もり段階で、危険手当を含め下請け業者に見積もらせ、支払っていることをはじめて認めた。
現場作業員は多くの下請け会社に雇用されており、日立系列の作業員には危険手当が出ているが、その他の下請け作業員には、危険手当が支払われておらず、下請会社が危険手当をネコポッポしていることが判明している。
こうした問題に、東電は12月、現場作業員の多くに危険手当が支給されていないことから「危険手当を支払うよう言っている」との報道がなされていた。
多くの下請会社が、暴利を貪っていることになり、現場作業員にとっては由々しき問題である。これが日本の現実であろう。
[ 2012年1月12日 ]
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