カプコン/第3四半期 前期の反動落
<コンシューマ・オンラインゲーム事業>
当事業については、ニンテンドー3DS向け目玉タイトル「モンスターハンター3(トライ)G」が100万本を突破し計画どおり推移したほか、同じく「バイ オハザードザ・マーセナリーズ 3D」を発売した。また、「アルティメット マーヴル VS. カプコン3」(プレイステーション 3、Xbox 360、プレイステーション・ヴィータ用)や「デッドライジング 2 オフ・ザ・レコード」(プレイステーション 3、Xbox 360用)が海外を中心に健闘するとともに、「モンスターハンターポータブル3rd HD Ver.」(プレイステーション 3用)を投入したほか、数多くの提携ソフトを発売した。加えて、オンライン専用ゲームの「モンスターハンターフロンティア オンライン」シリーズ(パソコン、Xbox 360用)が安定した人気に支えられ堅調に終始した。
この結果、前年同期に主力タイトルを複数投入した反落もあって、売上高は317億21百万円(前年同期比41.3%減)、営業利益59億43百万円(前年同期比54.1%減)となった。
<モバイルコンテンツ事業>
当事業は、「スヌーピー ストリート」が日本やアジアで健闘したほか、「バイオハザード アウトブレイク サバイヴ」に続いて、昨年末に投入したグリー向け第2弾の「モンハン探検記まぼろしの島」が堅調な出足を示した。また、交流サイト世界最大手のフェイスブックと連動して配信を行った「スマーフ・ビレッジ」が好調に推移したことにより、当社の戦略ブランドであるビーラインタイトルは、国内外合せて4,600万件のダウンロード数を突破するなど、収益力アップに大きく寄与した。
この結果、売上高は40億8百万円(前年同期比68.2%増)、営業利益13億65百万円(前年同期比189.1%増)となったとしている。
SNSは、グリーやDeNAだけがボロ儲けしているのだろうか? 第3極のSNSサイトがビッグヒットのタイトルを導入し、ソフト提供会社には料率を高くし、ユーザーには安く提供したら、グリーやDeNAは吹っ飛んでしまうだろう。ボロ儲かり過ぎれば、何れ世間様から叩かれるのは世の慣わし。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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11年3月期第3四半期
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70,773
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12,769
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11,303
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6,836
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12年3月期第3四半期
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50,270
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6,744
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5,823
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3,242
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前年同期比
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71.0%
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52.8%
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51.5%
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47.4%
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12年3月期予想
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86,000
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12,100
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12,000
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7,000
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11年3月期実績
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97,716
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14,295
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12,861
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7,750
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10年3月期実績
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66,837
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5,587
|
5,530
|
2,167
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09年3月期実績
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91,878
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14,618
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13,808
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8,063
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今期予想/前期実績比
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88.0%
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84.6%
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93.3%
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90.3%
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