アイコン シャープ/3月期第3四半期 今期2900億円の赤字に転落へ

同社の当第3四半期連結累計期間の業績は、液晶カラーテレビや太陽電池をはじめとする商品及びデバイスの大幅な価格下落に加え、急激な円高等の影響もあり、売上高は、前年同期に比べ▲18.3%減の1兆9,036億円となった。
一方、利益は、誠に遺憾ながら、営業利益が、前年同期比86.3%減の91億円、経常損益は、▲29億円の損失となった。また、四半期純損益は、大型液晶操業損失、事業構造改革費用等の特別損失809億円に加え、税制改正及び今期の業績見通しを踏まえた繰延税金資産の見直しにより、法人税等調整額を1,152億円計上したことにより▲2,135億円の巨額損失となったとしている。なお、通期の当期損失は▲2,900億円の赤字を予想している。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第3四半期
2,329,401
66,510
46,620
21,827
12年3月期第3四半期
1,903,677
9,137
-2,918
-213,501
前年同期比
81.7%
13.7%
 
 
12年3月期予想
2,550,000
0
-30,000
-290,000
11年3月期実績
3,021,973
78,896
59,124
19,401
10年3月期実績
2,755,948
51,903
30,995
4,397
09年3月期実績
2,847,227
-55,481
-82,431
-125,815
今期予想/前期実績比
84.4%
 
 
 
12年3月期第3四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
2,670,842
795,665
777,224
29.1%
 ・円高も追い討ちをかけたが、新興国に通用しなかった高価な亀山モデルの世界戦略ミス
 
[ 2012年2月 2日 ]
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