アイコン 超優良企業のインテリア会社 サンゲツ/第3四半期 営業力の差か

同社は第3四半期までについて、多様なインテリア新商品などを発売し、良品廉価を貫くとともに、非住宅市場やリフォーム市場などの深耕開拓、販路の拡大などによるきめ細かな営業活動を展開した。
これらの結果、当第3四半期の連結業績は、売上高862億78百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益55億08百万円(同13.2%増)、経常利益52億53百万円(同3.2%増)、四半期純利益28億96百万円(同0.8%増)となった。

<インテリア事業>(ほか略)
1、   壁装材は、4月に住宅、オフィスから医療福祉施設など各種施設まで使用できる見本帳「ファイン1000」を、10月には建築内装のほか、家具や建具、エレベーター扉などにも用いられる装飾用硬質塩ビタックシートの新見本帳「リアテック vol.7」を発行した。
2、カーテンについては、4月に教育、医療、福祉施設などの各種施設でも安心して使用できる全点難燃商品の見本帳「コントラクトカーテン vol.7」を発行した。また5月には「椅子張総合見本 vol.6」、9月にはオーダーカーテンの見本帳「ソレイユドゥ」を発行し、多様化するニーズに応える豊富な商品バリエーションを収録して販売に努めた。
3、床材については、7月に「フロアタイル」の新見本帳を発行し、主として商業施設等の非住宅用途で好評を博した。これらのほか、既発行の見本帳収録商品の拡販にも努めた結果、インテリア事業における売上高は741億95百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は51億89百万円(同7.2%増)となったとしている。
住宅産業が不景気な中、同社が堅調な業績を維持できているのは、それなりの努力をはかっていることによる。よその会社は新製品カタログも不景気で発行を取り止めたりするが、同社では新カタログで、顧客ニーズにより応え、営業マンも動きやすくしている点にその成果を勝ち取っている。
それにしても、よく儲け、自己資本をよくぞここまで積み上げたものである。大東建託などと一緒の名古屋商法か。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第3四半期
82,135
4,867
5,088
2,875
12年3月期第3四半期
86,278
5,508
5,253
2,896
前年同期比
105.0%
113.2%
103.2%
100.7%
12年3月期予想
117,000
7,700
8,000
4,600
11年3月期実績
112,118
7,161
7,530
4,242
今期予想/前期実績比
104.4%
107.5%
106.2%
108.4%
12年3月期第3四半期
総資産
純資産
自己資本
自己資本率
 
138,565
117,909
117,909
85.1%
 
[ 2012年2月 3日 ]
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