アイコン 2×4の三井ホーム/第3四半期 今期は大幅利益増へ

同社の新築事業の建築請負は、期首受注残高が前年を上回っていたことや棟単価が上昇したことなどにより、売上高は、1,036億28百万円(前年同期比6.1%増)となり、営業損失は、▲15億6千1百万円(前年同期比7億53百万円の改善)。
全体では、当第3四半期連結累計期間は、三井ホームリモデリング㈱が連結子会社から持分法適用関連会社となった影響があるものの、新築事業において期首受 注残高が前年を上回っていたことや棟単価が上昇したことなどにより、売上高は、1,406億74百万円(前年同期比1.9%増)となり、営業損失は、 ▲26億88百万円(前年同期比5億30百万円の改善)、経常損失は、▲27億80百万円(前年同期比4億91百万円の改善)となった。

また、三井ホームリモデリング㈱の株式譲渡に伴う株式売却益25億80百万円を特別利益として計上したことにより、四半期純損失は▲16億14百万円(前年同期比10億57百万円の改善)となったとしている。
第4期(1~3月)は、一番売上高が計上される期となり、最終的には30億円の当期利益計上を予想しているが、上記株式譲渡益が25億円含まれており、実質は利益の大幅増を素直に喜べない有様となっている。
総体では、プレハブメーカーにより、2×4メーカーが苦戦している。アメリカの株価は住宅着工指数で一喜一憂しているが、日本の株価は殆ど反応しないほど、戸数も株価も落ち込んでいる。

三井ホーム
売上棟数
受注残棟数
 
戸数
金額/百万円
戸数
金額/百万円
今期第3期末
2,394
84,035
2,671
96,284
前期第3期末
2,301
76,586
2,865
98,533
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第3四半期
138,022
-3,218
-3,271
-2,671
12年3月期第3四半期
140,674
-2,688
-2,780
-1,614
前年同期比
101.9%
 
 
 
12年3月期予想
222,000
4,800
4,900
3,100
11年3月期実績
214,130
3,764
3,879
911
10年3月期実績
209,924
3,639
3,840
1,295
09年3月期実績
234,779
4,617
4,431
2,323
今期予想/前期実績比
103.7%
127.5%
126.3%
340.3%
 
[ 2012年2月 4日 ]
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