ＮＩＰＰＯ／第３四半期　上方修正して大幅利益増

同社は第３四半期について、技術の優位性を活かした受注活動やアスファルト合材等の製品販売の強化に努めた。その結果、当第３四半期の売上高は2,536億２百万円（前年同四半期比7.6％増）。利益は、受注競争が激化するなか、コスト削減や業務の効率化による収益力の向上に努めた結果、営業利益は107億 52百万円（前年同四半期比62.9％増）、経常利益は112億26百万円（前年同四半期比67.7％増）、四半期純利益は56億94百万円（前年同四半期比84.6％増）となったとしている。

部門別にはつぎのとおり

1、舗装土木事業の受注高は1,757億47百万円（前年同四半期比36.3％増）、売上高は1,353億15百万円（前年同四半期比10.4％増）、営業利益は69億79百万円（前年同四半期比61.2％増）。

2、建築等事業の受注高は654億44百万円（前年同四半期比73.0％増）、売上高は536億67百万円（前年同四半期比14.1％増）、営業損失は１億84百万円（前年同四半期は営業損失13億45百万円）。

3、製造・販売事業（アスファルト合材等）の売上高は477億48百万円（前年同四半期比1.2％減）、営業利益は68億68百万円（前年同四半期比 11.3％増）。また、主たる製品であるアスファルト合材の製造数量は629万ｔ（前年同四半期比▲1.5％減）、販売数量は440万ｔ（前年同四半期比 ▲6.0％減）。

4、開発事業の売上高は67億19百万円（前年同四半期比38.8％減）、営業利益は５億77百万円（前年同四半期比50.7％減）。

以上。

　　これまで分譲マンションや宅地開発をあちこちでやっていたが、大幅に減らしているようだ。

連結/百万円	売上高	営業利益	経常利益	当期利益
11年3月期第3四半期	235,611	6,598	6,694	3,085
12年3月期第3四半期	253,602	10,752	11,226	5,694
前年同期比	107.6%	163.0%	167.7%	184.6%
12年3月期予想	365,000	15,200	15,800	7,500
11年3月期実績	374,840	15,264	15,494	7,669
10年3月期実績	408,413	19,643	20,122	11,784
09年3月期実績	388,480	9,149	10,195	3,857
今期予想／前期実績比	97.4%	99.6%	102.0%	97.8%