アイコン 高田工業所(北九州・上場)/第3四半期

同社は鉄鋼・化学・石油・電力・エレクトロニクスなどの中堅プラント工事会社。メンテに注力して拡大させている。過去産業再生法をかけたことから再建会社 となっていたが、その後主受注先の新日鐵が、鉄鋼価格や需要が大きく上昇して、プラント関連工事が増加、同社は完全に復活した経緯がある。

同社の第3四半期は、東日本大震災に伴う復旧対応工事に取り組むとともに、操業度維持を意識しながら、得意分野を中心とする工事案件を確実に受注したが、化学プラントの定修工事や原子力発電所の建設・保全工事が減少したため、売上高は283億76百万円(前年同四半期比▲6.6%減)となった。また、損益面は、事前工事計画の徹底、大型工事の工事管理の徹底による効率化、コストダウンの推進等に努め、営業利益は6億81百万円(前年同四半期比▲2.0%減)となったが、経常利益は6億79百万円(前年同四半期比9.2%増)となった。また、四半期純利益は法人税の増加等もあり、3億36百万円(前年同四半期比▲10.0%減)となったとしている。
  同社の場合、新日鐵の元気次第だろう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第3四半期
30,366
695
622
373
12年3月期第3四半期
28,376
681
679
336
前年同期比
93.4%
98.0%
109.2%
90.1%
12年3月期予想
39,000
1,050
980
500
11年3月期実績
41,140
1,322
1,260
747
10年3月期実績
42,337
2,305
2,238
1,255
09年3月期実績
49,731
3,738
3,559
2,112
今期予想/前期実績比
94.8%
79.4%
77.8%
66.9%
 
[ 2012年2月 8日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索