アイコン ピーエス三菱/第3四半期 首都高速・震災復興銘柄だが・・・

同社はコンクリPC橋梁を柱としているが、旧三菱建設の血もひいており建築工事工事行っている。
株価は新年早々、老朽化した首都高速の大改修工事が発表されて動意付き、1月は復興関連としても持て囃されて一時3倍増となった。一方、足元の業績は、今期も1,000億円の大台から割れた状態が前期に続いている。
第3四半期までの部門別業績は、以下のとおり。

1、土木建設事業は、公共投資が昨年と同様に低調に推移している。受注高及び前期繰越工事が減少しており、売上高は288億70百万円(前年同四半期比▲22.3%減)、部門営業利益は23億27百万円(前年同四半期比▲42.9%減)。

2、建築建設事業は、サプライチェーンの立て直しにより、民間設備投資が下げ止まりつつある。受注高は減少しているが、前期繰越工事が増加しており、工事の進捗が順調に推移し、売上高は337億30百万円(前年同四半期比51.2%増)、セグメント利益は21億6百万円(前年同四半期比40.5%増)。

3、PC(プレストコンクリート)等の製造事業は、売上高は25億76百万円(前年同四半期比▲5.1%減)、セグメント損失は27百万円(前年同四半期は1億23百万円の利益)。

4、その他兼業事業は、売上高は14億34百万円(前年同四半期比36.6%減)、部門利益は1億84百万円(前年同四半期比5.5%減)となったとしている。

土木工事の受注の落ち込みが気になるが、向こう3年、首都高速、復興工事が期待されよう。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第3四半期
59,241
1,079
733
557
12年3月期第3四半期
63,659
-112
-388
168
前年同期比
107.5%
-10.4%
-52.9%
30.2%
12年3月期予想
97,000
1,100
800
600
11年3月期実績
86,636
1,427
947
535
10年3月期実績
118,684
3,286
3,140
1,487
09年3月期実績
130,037
1,946
977
860
今期予想/前期実績比
112.0%
77.1%
84.5%
112.1%

ピーエス

[ 2012年2月 8日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサードリンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
サイト内検索