アイコン 東亜建設工業/第3四半期  受注は海外減・国内大幅増

同社は元々マリコンであるが、土木が4割、建築3割、海外1割ほかの構成となっている。まだ、震災復興の享受は殆どない。
第3四半期における受注高は、土木事業は前年同期比▲29.0%減の449億円となっている。これは海外土木が同▲90.1%減の26億円(前年同期 268億円)となっているためであり、国内だけでは、官民計で同16.0%増の423億円、うち官庁工事は同7.2%増の319億円となっている。海外工 事はいつもあるものではなく、減るのも仕方なかろう。なお、前期末の海外手持ち大型工事としてデンパサール下水施設整備工事(インドネシア)が掲載されて いる。

建築工事は、同17.6%増の269億円と大幅に増加している。それは官庁工事のほかマリコンの建築部門として倉庫や物流施設の受注に注力していることにある。儲からないマンション工事は抑えている。
 同社の受注残は発表されていないが、前期受注の海外土木工事は受注額も大きく、数期に及ぶと思われ、総じて増加していると思われる。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
11年3月期第3四半期
125,837
5,202
5,095
2,664
12年3月期第3四半期
142,053
8,558
8,908
4,090
前年同期比
112.9%
164.5%
174.8%
153.5%
12年3月期予想
197,000
13,000
13,400
6,400
11年3月期実績
164,772
5,774
4,356
1,411
10年3月期実績
190,301
3,999
3,111
1,232
09年3月期実績
205,978
3,658
2,442
1,075
今期予想/前期比
119.6%
225.1%
307.6%
453.6%
 
[ 2012年2月14日 ]
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