東福製粉(福岡)/第1四半期 今期は当初から赤字予想
同社は、9月期第1四半期について次のとおりとしている。
1、 製粉事業は、主力の小麦粉は、消費低迷及び低価格志向を背景とした厳しい販売競争の中、新規開拓等による販売強化に努め、また、一部大口需要先への販売数量の増加などがあり、売上高は対前年同期比1億33百万円増加して、6億27百万円(同27.0%増)。
2、副製品のふすまは、販売価格の低下等はあったが、生産数量の増加により販売数量が増加したことにより、売上高は対前年同期比12百万円増加して、48百万円(同32.8%増)。
3、ミックス粉の販売は、消費低迷など厳しい経営環境にあったことから、売上高は対前年同期比▲1百万円減少して、44百万円(同▲3.4%減)。
4、商品では、乾麺類のギフト商品が思うように伸びず、また米穀販売の不振などもあり、売上高は対前年同期比▲13百万円減少して、1億74百万円(同7.0%減)。
5、不動産収入は、不動産賃貸収入が昨年と同様に推移したことから、売上高は前年とほぼ同額の6百万円(同6.7%増)。
不動産賃貸のうち、本年3月にテナントとの契約が終了する無洗米工場跡については、早急に有効利用を図るべく具体策を検討中。
以上の結果、製粉事業の売上高は対前年同期比17.0%増の9億2百万円、営業利益は同▲4.4%減の61百万円となったとしている。
垣根がなくなった世の中、何か積極的な動きはできないものなのであろうか。最初から赤字予想の負け戦では兵隊も動くわけがない。公務員体質のような経営者の資質の問題であろう。
連結/百万円
|
売上高
|
営業利益
|
経常利益
|
当期利益
|
11年9月期第1四半期
|
779
|
4
|
12
|
12
|
12年9月期第1四半期
|
905
|
-12
|
-14
|
-14
|
前期第1四半期比
|
116.2%
|
|
|
|
12年9月期通期予想
|
3,600
|
-42
|
-42
|
-13
|
11年9月期実績
|
3,298
|
1
|
5
|
12
|
10年9月期実績
|
3,513
|
58
|
73
|
59
|
09年9月期実績
|
4,250
|
35
|
2
|
0
|
通期予想/前期比
|
109.2%
|
|
|
|
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
コメント