山崎パン/12月決算 原料値上げ影響受けず
同社はパン市場の4割を有するアンパンマン企業。原料の製粉価格が上がったものの製品価格の値上げが浸透したのか、使用量を少なくしたのか営業利益を増加させている。
同社の食パン部門は、震災により原材料の調達に支障が生じ、主力製品を一時休止するなど大きな影響がある中で、品質訴求により「芳醇」の拡販をはかるとともに、7月に主力製品の価格改定を実施したが、客の製品選択が低単価にシフトし、苦戦した。10月には当社独自技術を用いた値頃感のある新製品「モーニングスター」を発売するなど低価格帯製品を強化し、前期の売上を確保することができた。その結果、売上高は前期比0.2%増の929億10百万円となった。
同社の一番の稼ぎ頭である菓子パン部門は、販売単価の下落が続く厳しい状況ではあったが、震災後、ヤマザキブランドの定番製品を集中拡販するとともに、低価格帯製品を強化して販売数量の増加をはかった。
ヤマザキ菓子パンや「まるごとソーセージ」などの定番製品が大きく伸長するとともに、「スイートブール」などの手作り感のある菓子パンや「カレーパン」などのドーナツが伸長し、売上増を達成できた。その結果、前期比2.6%増の売上高3,139億96百万円となったとしている。他部門省略。
長引く不況下、消費者も低価格品に向かっており、そうしたニーズにあった製品作りが功を奏したようだ。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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10年12月期
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928,242
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26,991
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27,559
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12,724
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11年12月期
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932,794
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28,677
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29,625
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8,023
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前期比
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100.5%
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106.2%
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107.5%
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63.1%
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12年12月期予想
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953,000
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32,000
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33,000
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14,000
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09年12月期実績
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885,683
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22,738
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22,852
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8,640
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08年12月期実績
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811,738
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25,821
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21,555
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5,987
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07年12月期実績
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6,266
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355
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305
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89
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12年期予想/11年期比
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102.2%
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111.6%
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111.4%
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174.5%
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