アイコン ホンダ/メキシコ新工場起工式  生産台数20万台 次計画で40万台へ

ホンダは28日、2014年春に生産開始するメキシコ新工場の起工式を行った。式典にはメキシコ大統領も出席。伊東孝紳社長はスピーチで「市場の拡大が見込まれるメキシコだけでなく、グローバルな生産拠点として北米地域やその他地域への輸出も視野に入れる」と述べている。

ホンダでは、新たに別の工場を建設し、セラヤの拠点全体の年間生産能力を40万台程度に倍増させる計画を検討している。

実現すれば、同社として日本国外では最大の米オハイオ州の工場に次ぐ規模で、米国や中南米などの巨大市場に供給する世界的な輸出拠点となる。

ホンダの米国の四輪車生産拠点は、ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリングのオハイオ州メアリズビル四輪工場(生産機種:アコード、アキュラTL)と、メアリズビルに隣接する同社のイーストリバティ四輪工場(生産機種: シビック、エレメント)、およびホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・アラバマのアラバマ四輪工場(生産機種:オデッセイ)がある。

<米国2011年度 車名別乗用車&小型トラック年間販売台数ランキング>

米国2011年度 車名別乗用車&小型トラック年間販売台数ランキング

 

車名別

メーカー

トラ/乗用

販売台数

1

F-150

フォード

トラック

390,661

2

シルバラード

シボレー

トラック

319,539

3

カムリ

トヨタ

乗用

308,510

4

アルティマ

日産

乗用

268,981

5

エスケープ

フォード

乗用

254,293

6

フュージュン

フォード

乗用

248,067

7

カローラ

トヨタ

乗用

240,259

8

アコード

ホンダ

乗用

235,625

9

クルーズ

シボレー

乗用

231,732

10

ソナタ

現代

乗用

225,961

日本勢は、震災とタイ洪水による部品供給網が寸断され、アメリカでの販売もタマ不足となった影響を受け、ホンダアコードが前年4位から8位に後退、シビック・CR-Vがベストテンから消えている。(エドモンド社集計分)

[ 2012年3月29日 ]
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