アイコン スペイン ゼネスト暴動で170人以上逮捕  明日は日本か

厳しい財政状況が続くスペインで、政府が進める労働改革に反対して大規模なデモとゼネストが行われ、バルセロナでは、若者たちが飲食店を燃やすなどして170人以上が逮捕された。

実質財政破綻しているスペインでは、リーマン・ショック以降の不況が長引き財政が悪化しており、また、失業率も23%と非常に高い状態で、ラホイ政 権は、構造改革の一環として、企業が解雇した従業員に支払わなければならない退職金の額を引き下げるといった労働改革を打ち出した。

これに対し、主な労働組合は強く反発し、29日、首都マドリードをはじめ全国各地で一斉に抗議デモと24時間のゼネストを行った。
各地の集会では、若者たちが飲食店やごみ箱に相次いで火をつけ、警官隊に向かって石や棒などを投げるなど暴動へとつながり、これまでに170人以上が逮捕されている。

ゼネストによって、主要な都市ではバスや地下鉄の運行本数がふだんの4分の1に減らされるなど、交通に大きな影響が出た。ラホイ政権は発足してまだ3ヶ月だが、国民からの批判が強まっており、今後、国民に痛みも強いる財政再建策を推し進めるうえで難しい舵取りを迫られそうである。

スペインでは、某地方の農事組合が、不況で困り果て大麻の生産を行っていた。スペインでは大麻を個人で吸うのは合法であり、密売などしない限り大丈夫のようだ。それほど、農場も経営が厳しいようである。

明日の日本のようであるが、政権には日教組の親玉が政権中枢におり、労働者を弾圧するのみであろう。それとも既に牙も抜かれた日本人は、耐えて忍ぶのだろうか。
 

[ 2012年3月30日 ]
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