アイコン タイ/大洪水の次はテロ? 南部の爆弾テロで127人死傷

タイ南部ヤラ県の商業地区で3月31日、車とオートバイに仕掛けられた3発の爆弾が相次いで爆発し、地元病院関係者によると、10人が死亡、117人が負傷した。
AFP通信によると、爆発で周辺の商店7軒が炎上、多数の車両やバイクも破損。タイ南部では、イスラム過激派のテロや住民の殺害が相次いでおり、治安当局はイスラム勢力による爆弾テロとみている。
インラック首相は、警察幹部を現地に派遣する一方、軍などに治安強化を指示した。

仏教国タイは、政争のほか、タイ南部3県は殆どがイスラム教であり、宗教問題も抱えている。隣国マレーシアやインドネシアはイスラム教国。

東南アジアは、民族問題・宗教問題を抱えており、カントリーリスクは高い。心配がないのはシンガポールだけだが、比較的安定しているのは、共産党などが力で抑え込んできたベトナムやカンボジア。そのほかは、フィリピン(海賊+ゲリラ)、インドネシア(海賊+ゲリラ+宗教)、マレーシア(民族+宗教)、ビルマ(民族+ゲリラ)など。

[ 2012年4月 2日 ]
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