アイコン 朴李文化の真髄

「一度に数百万、数千万(約数十万-数百万円)ウォン買っていく。試着もせず『ここからあっちの端まで全部ください』という感じ。店員はそのような客を見るとすぐ分かる。『ああ、この人も商品を偽造して売る偽物業者だ』と」
  先月21日、ソウル市江南区狎鴎亭洞にあるデパートのブランド売り場。売り場の店員がため息交じりに打ち明けてくれた話だ。店員は「毎月1、2回はブラン ド品を偽造して売る偽物業者が商品を全て買い占めていく。そんな人に商品を売るのは本当に嫌だが、お金を払って買うという顧客に売らないわけにもいかない ため、もどかしい思いだ」と話した。

最近デパートと一部のブランドマーケティング担当者は「招かざる大口顧客たち」のせいで頭が痛い。単なる純粋な「大口顧客」ではない。この顧客たちは売り場をさらうかのように、1、2時間の間に、服やバッグなどを数百万-数千万ウォン分買い占めていくが、約1週間後には別の人を売り場に送り込み、品物を全て返品するという。

不審に思った店員が品物を詳細に調べたところ、製品をほどき、解体して再び縫製した跡が随所に見られたという。あるブランドのマーケティング担当者は「そのたびに警察への通報を考えるが、十分な証拠がまだ確保できていないため、手を打てずにいる。返品を受け付けたくなくても『自分がここでどれだけたくさんの品物を買っていったか分かっているのか。返品も受け付けてくれないのか』と声を荒らげるケースが多く、仕方なく返品を受け付けている」という。
 
最近、海外から流入している中・低価格ファスト・ファッション・ブランドのZARA、H&M、Forever21なども、同様の悩みを抱えている。これらのブランドの担当者たちは「売り場の商品をほぼ全て買い占め、全て返品する人がいる。戻ってきた商品を調べてみると、本来服の左側に付いていたポケットが右側に付いていたり、ファスナーが別の色に変わっていたりする場合もある。『ほどいたのか』と尋ねると『名誉毀損(きそん)で訴える』と声を荒らげる」と話した。顧客ブラックリストを作るわけにもいかず、頭を悩ませているという。「常に新たにアルバイトを雇って商品を買い付け、返品しに来るため、顧客情報をつかむことができない。支払いもカードではなく現金で決済する。こんな偽物業者は本当に捕まえたいが、いまだにどうしていいのか分からない」
以上、表題を除き朝鮮日報の記事のまま

 ある韓国の店主が「偽物は本物の兄弟」と言い、笑い転げたことがあったことを思い出す。返品までするとは、さすが・・。

[ 2012年10月10日 ]
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