アイコン ダウンジャケット品質不十分と ZARAなど10SPA/韓国消費者院

韓国消費者院は23日「最もよく売れる10のSPAブランドについてダウンジャケットの品質を調査したところ、ほとんどの製品は保温性が低い、あるいは品質基準を満たしていないことが分かった」と発表した。評価項目全てを満たしたブランドは一つもなかった。 

試 験・評価対象となったのは、ユニクロ、ギャップ、ZARA、バナナ・リパブリック、フォーエバー21、SPAO、MIXXO、codes combine、Mango、8IGHT SECONDSの10ブランド。これらのブランドのダウンジャケットを軽い製品(200グラム以下)と重い製品(600グラム以上)に分けて評価した。

ダウンやフェザーの間に空気層がどれだけ厚く形成されているかを測定する「充填度」試験では、ユニクロ、ZARA、ギャップ、codes combine、フォーエバー21、MIXXOの6ブランドが韓国産業企画(KS)の推奨基準に達していなかった。

 ZARA、Mango、MIXXOの3ブランドのジャケットはダウンの含有量が、表示された数値に比べ少なかった。

ZARAのジャケット(9万9000ウォン=約8200円)の場合、ダウンとフェザーの割合が3:7と表示されていたが、実際のダウンの割合は20.8%だった。

 人が服を着て軽く走る際、寒さを感じないぎりぎりの外部温度を意味する「下限温度」調査でも、一部製品はコストパフォーマンス(費用対効果)が低いことが分かった。
 
消費者院は、それなりの価格で保温性も良い「お勧め製品」を選び、発表している。
軽い製品の中では、値段はリーズナブルだが下限温度がマイナス15.1℃と比較的良好なcodes combine(韓国企業、7万9000ウォン=約6500円)が選ばれた。
しかし、充填度はKS基準に満たなかった。重い製品ではSPAO(韓国企業、5万9900ウォン=約5000円)が下限温度マイナス19.6℃と値段に比べ保温性が高かった。

ユニクロ、ギャップ、ZARAなどSPA(デザイン・製造・流通一括型)ブランドで販売されているダウンジャケットの品質は不十分であることが分かった。しかも、高価な製品であるほど不十分さが深刻だった。
以上朝鮮日報。

当調査は、韓国企業の宣伝のための韓国消費者院による調査のようである。しかし、一応、参考にはなるだろう。
韓国では、下限温度基準がマイナス19.6℃と冷温であるが、SPAの軽ダウンを重衣料として、こうした冷温下で、重ね着なしの上着として着用する調査の方法にも問題あろう。
 
客は、価格・デザイン・暖かさ・品質で購入判断する。表示よりダウン率が低かったりした場合には問題だろうが、細かいところまで参考にはしない。10ブランドといっても上から5つくらいしか知らないが、残りは韓国企業だろうか。
ただ、こうして、国家挙げて韓国製を韓国民に売り込むすごさは見直したい。

中国では、規定違反の薬品や環境ホルモン剤の残留濃度など、事実を事実として掲載するが、自国製と比較して自国製を賛美したりしない。国民性の違いだろう。

[ 2013年1月24日 ]
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