総合メディカル(福岡)/3月期第2四半期 通期では増収増益へ
同社は、薬局の新規出店による増収効果で、売上高は前年同期比4.3%増の400 億03百万円となった。利益面では、薬局部門において薬価基準改定の影響と薬剤師の新卒採用増加、レンタル部門において、地デジ対応テレビへの新規・入れ 替え需要のあった前期からの反動減(以下、地デジの反動減という。)により、営業利益は同27.8%減の15億35百万円、経常利益は同26.8%減の 15億65百万円、四半期純利益は同▲17.4%減の9億45百万円となった。
調剤薬局の出店状況は、当第2四半期中に13店舗(東日本4店、西日本3店、九州6店)を出店した結果、当四半期末の店舗数は前期末から12店舗増えて378店舗となった。うち、8店舗が、医師の開業支援先への新規出店分。
同社は、病院の各病室の有料カード式TVを設置しており、置いておくだけでボロ儲かりしている。当然、病院に対する調剤薬局営業も同時に進められることから、他社調剤薬局より優位性は高くなる。自己資本も200億円(同率39.4%)を超えており、今後も同業者の買収を続けていくものと思われる。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第2四半期
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38,341
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2,128
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2,137
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1,143
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13年3月期第2四半期
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40,003
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1,535
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1,565
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945
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前年同期比
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104.3%
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72.1%
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73.2%
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82.7%
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13年3月期予想
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91,032
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4,990
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4,980
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2,871
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12年3月期実績
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80,222
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4,848
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4,881
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2,504
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11年3月期実績
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72,789
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4,148
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4,212
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2,167
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10年3月期実績
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70,427
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3,268
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3,297
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1,541
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13期予想/12期比
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113.5%
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102.9%
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102.0%
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114.7%
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[ 2012年10月18日 ]
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