アイコン 鴻海とシャープ/共同開発でIGZO液晶搭載スマホ販売へ

シャープは23日、新型液晶「IGZO(イグゾー)」を搭載したスマホを、業務提携先の台湾の鴻海精密工業と共同開発を検討している。
既にシャープのスマホを鴻海が生産して、シャープは中国で販売しており、新たに画像が美しく消費電力が少ないIGZOを搭載したスマホを鴻海と共同開発して市場に投入するというもの。
シャープは、EMS(電子製品の受託製造)でアップル製品を製造するなど世界最大手の鴻海のコスト競争力を活用した展開をはかり、生き残りをはかる。

シャープでは、液晶TVが地デジ反動の日本では売れず、世界でも韓国勢に大苦戦、世界的な不況も手伝い大苦戦している。新型液晶「IGZO」を生産する亀山工場などの工場稼働率が低迷し、赤字を拡大させていることから、稼働率アップが同社の生命線となっており、米大手のパソコンメーカーのDELLなどへ積極的な「IGZO」販売を仕掛けている。

また、自社製品のスマホやタブレッドの液晶画面も「IGZO」搭載型を拡大、今期末までには搭載率を30%までに引き揚げる計画である。
液晶の「IGZO」は、シャープが新開発した最後で最大の秘蔵っ子液晶技術。
 

[ 2012年10月24日 ]
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