石原都知事辞任へ/維新の会と統合か、伸晃氏どうする
東京都の石原慎太郎知事(80)は、新党を結成し、近く都知事を辞任する意向を固めた。25日午後、都庁での会見で表明する見通し。
自ら党首に就任し、次期衆院選への立候補を検討する。都知事選は、知事の退職の申し出から50日以内に行われる。
石原知事は、懇意の「たちあがれ日本」(代表:平沼赳夫)を母体とし、保守勢力を再結集する新党構想を進めてきた。
また、第三極の結集をめざし、日本維新の会の橋下徹・大阪市長との連携も模索してきた。
辞任の時期について「議会との関係があるので、12月議会後になる」との見通しを示した。石原知事の任期は2015年4月まであった。
中国からご老体と呼ばれている石原氏であるが、すこぶる体も頭も元気だ。次期衆院選挙で否応なく一大勢力になる維新の会と統一会派を結成して統合することも考えられる。今後、自民党の信用失墜事件など発生すれば、次期政権のキャスティングボードを握ることも考えられる。
舌足らずのお坊ちゃまの伸晃氏の動向が注目されるが、金の玉がなく、自民党に残るだろう。
[ 2012年10月25日 ]
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