アイコン 第一交通産業(福岡)/増収大増益 立派

<タクシー事業>7,153台
買収に次ぐ買収で全国展開しているタクシー事業は、タクシー業界は、東日本大震災の自粛ムードも癒え、いわゆる「タクシー適正化・活性化特別措置法」に基づく需給調整のための減車・休車の実施により、1台当たり各種実績は上回っておりますが、長引く円

高、 金融不安、株価低迷、原油高等の先行き不安から、厳しい状況が続いている。売上高は253億54百万円(前年同四半期比0.5%増)となり、部門営業利益 は7億33百万円(同▲13.3%減)とっている。なお、同社グループのタクシー台数は前期末比161台増加して7,153台となっている。
<不動産分譲事業>
不動産分譲業界は、地価下落や低金利・税制優遇拡充などの各種政策、さらに消費税率の引き上げを意識した購入マインドが市場を下支えしている。
 
こうした状況下、分譲マンションは、生活利便性の高いエリアでの供給に注力し、「グランドパレスマリスタ唐戸」(山口県下関市 39戸)、「アーバンパレス姪浜レシェンテ」(福岡市 28戸)、熊本駅周辺再開発エリアでの大型物件「グランドパレス熊本」(熊本市 106戸)を新規販売したが、完成在庫の販売による売上高は26億81百万円(前年同四半期比▲30.5%減)となった。
 
戸建住宅も、「暮らしを潤す低価格な土地付住宅」をテーマにした第一ホーム㈱の「ユニエクセラン」シリーズを、「下貫」(北九州市 5区画)、「こころ美坂」(福岡県遠賀郡 103区画)、「香椎駅東」(福岡市 4区画)、「柳瀬」(福岡市 5区画)、「柳河内」(福岡市 11区画)、「野多目」(福岡市 5区画)、「古賀花見」(福岡県古賀市 3区画)、「宇美」(福岡県糟屋郡 6区画)、「中津」(大分県中津市 16区画)で新規販売し、順調に推移した結果、売上高は20億42百万円(前年同四半期比76.4%増)となった。
 
その他4億78百万円を加えた不動産分譲事業全体の売上高は、52億02百万円(前年同四半期比▲6.7%減)となり、事業部門利益は4億40百万円(同25.6%増)となったとしている。
バス・不動産賃貸・金融・その他事業は省略。
時先を見ず闇雲に造りすぎてしまう同社の分譲マンション事業、調整局面に至っていた。その代わり、豊富な資金を元手に大型分譲地開発のほか、最近は一次取得者層向けの戸建ミニ分譲に注力しており、各地で展開、軌道にも乗ってきている。
地元の不動産会社などからは、ミニ開発用地の高値買取を横行させていることから煙たがられているが、それほど威勢が良い証か。
 
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第2四半期
37,722
1,895
1,640
465
13年3月期第2四半期
38,725
2,429
2,245
940
前年同期比
102.7%
128.2%
136.9%
202.2%
13年3月期予想
89,000
6,000
5,500
2,510
12年3月期実績
83,422
4,570
4,125
4,346
11年3月期実績
74,178
3,520
3,004
1,566
10年3月期実績
70,652
3,330
2,629
761
13期予想/12期比
106.7%
131.3%
133.3%
57.8%
 
[ 2012年11月 9日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   

↑トップへ

サイト内検索