テクニカル電子(福岡・東京)/中間期 タイ被害 減収減益
同社は元々放送・産業用モニター老舗の中央無線であるが、福岡のテクニカル電子と合併し、社名もテクニカル電子に変えている。現在の業務は駐車場運営34%、駐車場機器28%、電子機器部品29%、不動産賃貸6%と、旧テクニカル電子の事業が主を占めている。
同社は中間期の部門別は、
1、駐車場運営事業は、直営駐車場の収益向上に努めた結果、売上高は前年同期比3.4%増の9億67百万円の増収となったが、新設直営駐車場の原価負担増により部門事業営業利益は、同▲17.2%減の1億59百万円と減益になった。
2、駐車場機器事業は、バーゲート式全自動パーキングシステム“とめタロー”とロック板式集中精算管理システム“TPC-MP200”を中心に拡販を図ったが、前年同期に車両等の入退出認証システムの大口案件があった分を補えず、売上高は減少した。その結果、売上高は同▲2.0%減の8億11百万円と減収になり、部門営業利益は同▲29.1%減の1億29百万円となった。
3、電子機器部門は、CRTモニターと電子部品の売上高が減少したことと、当社連結子会社EPE(Thailand)Co.,LTD.(12月決算会社)が、昨年10月のタイ王国での豪雨の影響で浸水被害を受けプレス部品の操業を一時停止した影響で、生産が従来の50%程度であったことなどから、売上高は同▲25.2%減の6億78百万円となった。部門営業利益は同▲36.5%減の65百万円と
なったとしている。残り省略。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年3月期第2四半期
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2,889
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386
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331
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277
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13年3月期第2四半期
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2,700
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261
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191
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96
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前年同期比
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93.5%
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67.6%
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57.7%
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34.7%
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13年3月期予想
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5,500
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450
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350
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180
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12年3月期実績
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5,557
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642
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521
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484
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11年3月期実績
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5,956
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483
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391
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236
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10年3月期実績
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5,761
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227
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122
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124
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13年期今回予想/12年期比
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99.0%
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70.1%
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67.2%
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37.2%
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