アイコン 東芝/4足歩行ロボット開発 福島第一原子力発電所向け

東芝は、福島第一原子力発電所向けに、人が作業できない場所での調査・復旧作業を実施する4足歩行のロボットを開発した。
新開発したロボットはカメラや線量計を搭載しており、遠隔操作で原子力建屋内の状況把握が可能な作業ロボット。
独自開発した不整地や段差での歩行を制御するアルゴリズムと多関節構造により、4足で障害物を避けながら歩行するとともに、階段を登り降りできるため、従来の車輪やクローラタイプのロボットでは到達困難だった場所で作業が可能となっている。

また、新開発したロボットから有線で接続し、狭隘路の先や構造物の陰にある設備・機器・配管の状態を撮影する小型走行車も開発した。

今後も作業ロボットの技術開発を進め、遮蔽体の搬入・設置、止水作業、障害物搬出等の応用動作に対応できるよう改良を進めていくとしている。

東電福島原発の水素大爆発により、新しい技術も生まれてくる。生まれさせなければならない。

<ロボットの概要>
 装置名:4足歩行ロボット
 重量:65kg
 外形寸法:624mm(L)×587mm(W)×1066mm(H)
 電源:バッテリー
 バッテリー駆動時間:2時間(連続歩行の場合)
 可搬重量:20kg
 歩行速度:1km/h
 操作方法:無線操作

4足歩行ロボット
 

[ 2012年11月21日 ]
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