アイコン 嘘つき症候群 国交省航空局/国連の検査機関に堂々と嘘つく

国土交通省航空局航空安全推進課航空保安対策室が、同じ航空会社の国際線を日本国内で 乗り継ぐ旅客の預け荷物について、航空各社に不適切な通達を出したため、国際民間航空機関(ICAO)が義務付けるエックス線などの検査が行われていな かったことが、空港関係者への取材で分かったと報じられている。
 国交省は、2005年と07年にICAOから改善を求められたが、改めていなかった。今月のICAOの監査でも当初「検査している」と嘘つきの虚偽説明を行い、監査の過程で未実施が発覚して嘘がばれている。

「荷物に接触できる人が限られる」として、検査の必要性を疑問視する声もあるが、国際機関の指摘を軽視した国交省の姿勢が問われる。
 ICAOの検査基準では、航空機テロへの空港職員の関与も想定し、預け荷物の検査を荷物に接触する空港関係者にも疑いを持ってこうした検査を実施することを義務付けている。
 空港関係者によると、国交省はICAOから最初に指摘を受けた後の06年7月、預け荷物の検査を「特例として省略できる」と航空会社に通達。今月の発覚後にようやく、速やかに検査を始めるよう求める新たな通達を出したという。
 国際線の乗り継ぎは成田空港が大半。関西、中部の両国際空港などでも、検査はしていなかったとみられる。
 今回の日本への監査は、成田空港では12~13日に実施された。複数の関係者は「監査期間だけ預け荷物の検査をするよう航空会社に指示があった」と証言しているが、国交省航空局航空安全推進課航空保安対策室は否定し「検査の基準や、監査があったかどうかも答えられない」としている。
 ICAOは、基準通りに検査されているかどうかを確認するため、12月に再監査する方針である。
 国会議員や政権党の民主党の嘘つき症候群は、国の機関の隅々にまで行き渡ってしまっている。航空局長・航空安全推進課長・航空保安対策室長の3名は降格か左遷だろう。


 

[ 2012年11月27日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索