アイコン 世界経済を我がもの顔で牛耳るハゲタカ格付機関を規制/EU

欧州連合(EU)の欧州議会は16日、国債などを格付けする格付会社に対する規制を強化する法案を賛成多数で承認した。近くEU各国の財務相らの署名を受けて正式発効する。

欧州債務危機でギリシャ国債などの相次ぐ格下げが市場混乱を助長したとの批判を踏まえ、欧米の大手格付会社に対するEUによる監督を強化、格付会社の活動の透明性を高めるのが狙い。

規制強化法は、格付会社によるEU各国の国債の格付けを変更する時期を事前に発表させ、年3回以下に限定。市場混乱時の格下げを事実上制限する。格付変更の理由説明も義務付ける。

ボロボロの不動産担保ローンであるサブプライムローンを高評価して、結果、サブプライムローンを破綻させ、世界経済の停滞を招いた格付機関。今やハゲタカ格付機関たちは我が世の春とばかり、原水爆より強い破壊力で世界各国を格付けしまくり、国々が金融コントロールできない状態に陥れている。

  今回の措置は当然のことだろう。残るはタックスヘブン地に陣取るハゲタカの本格規制である。

 

[ 2013年1月17日 ]
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