アイコン 総合メディカル(福岡)/第3四半期  液晶TV反動受け営業利益減

同社の第3四半期までの経営成績は、薬局部門における新規出店やM&Aによる増収効果で、売上高は前年同期比6.3%増の613億62百万円となった。
利 益面は、レンタル部門(病室設置のカード式TV)において、前年にあった地上デジタル放送移行に伴う特需の反動減や、薬局部門における薬価基準改定の影響 などで、営業利益は同▲16.5%減の26億29百万円、経常利益は同▲16.0%減の26億72百万円、四半期純利益は同▲2.9%減の15億58百万 円となった。
調剤薬局数は、中期経営計画で2014年3月末までに500店舗を目標にしており、当第3四半期中に38店舗(東日本14店、西日本14店、九州10店)を出店した結果、当四半期末の店舗数は403店舗となった。うち、16店舗が、医師の開業支援先への新規出店分。

プロジェクト案件を積極推進した結果、薬局や医療モール、施設賃貸などの案件数も前年同期と比べ増加したとしている。
 前期はTVカード事業における地デジ変換という一過性の効果であり、今期はその反動から利益が落ちている。薬価基準の改定も痛いところだが、次期からは落ち着いてくる。

総合メディカル
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年3月期第3四半期
57,741
3,148
3,182
1,605
13年3月期第3四半期
61,362
2,629
2,672
1,558
前期第3四半期比
106.3%
83.5%
84.0%
97.1%
13年3月期予想
87,480
4,275
4,306
2,533
12年3月期実績
80,222
4,848
4,881
2,504
11年3月期実績
72,789
4,148
4,212
2,167
10年3月期実績
70,427
3,268
3,297
1,541
通期予想/前期比
109.0%
88.2%
88.2%
101.2%
 
[ 2013年1月23日 ]
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