光通信/3月決算 増収増益 法人向けストック利益拡大
法人営業は、主な顧客である中小企業層に対してOA機器や法人向け携帯電話等の訪問販売、ソリューションサービス等を通じた業務効率向上とコスト適正化のご 提案ならびに、固定回線やブロードバンド回線などの通信回線サービスをコールセンターやweb等にて取次ぎ・販売を行っている。情報通信市場においては、 FTTHサービスを中心としたブロードバンドサービス等の展開に加え、スマートフォンやタブレット型端末の普及に伴い、LTEなどの高速通信規格のインフ ラ整備に対する投資が大幅に増加しており、ネットワーク環境もさらなる向上を続けている。
基幹商材である携帯電話や有線・無線ブロードバンド回線の販売と合わせて、コンテンツやクラウドサービス、サポートサービスなどの付帯商材のご提案を積極的に拡大しており、さらに、将来の安定的な収益源となるストック利益がより大きく積み上がる自社顧客の獲得・保有数も順調に推移した事により、利益の底上げにつながった。さらに、中小企業におけるエコ意識が高まる中で、消費電力が少なくCO2の排出量も削減することができるLED照明などの販売も伸びている。結果、当期の法人事業の売上高は1,822億05百万円(前期1,801億84百万円)、営業利益は157億15百万円(前期108億15百万円)とストック利益拡大もあり大幅に伸びている。
店舗営業は、携帯電話販売が引き続き堅調に推移したことにより、保有顧客数も増加した。結果、当連結会計年度のSHOP事業の売上高は3,051億27百万円(3,068億17百万円)、営業利益は113億23百万円(前期営業利益99億23百万円)と利益率の良いスマホ販売となっているようだ。
保険事業は、既存のコールセンターによる販売に加え、顧客基盤を有する企業へのアポインター派遣を行う派遣事業の拡大によって、生産性が確実に向上しております。また、店舗において各種保険商材の提案を行う来店型保険ショップ事業においても、店舗数が3月末時点で176店舗まで拡大している。結果、当期の保険事業の売上高は103億99百万円、営業利益は14億37百万円となった。
メディア事業は、ポータルサイト「e-まちタウン」を通じ日々地域に根ざした情報の発信を行っており、集客率向上のための対策として、口コミ情報の充実を図るなど継続的な改良を行いながら、粗利率の高い自社メディア運営による収益拡大に努めている。結果、当期のメディア広告事業の売上高は55億77百万円、営業利益は1億03百万円となったとしている。
連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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11年3月期
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449,050
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2,594
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1,159
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-701
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12年3月期
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499,305
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18,371
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17,627
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7,828
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13年3月期
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500,312
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24,594
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27,186
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16,887
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13年期/12年期比
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100.2%
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133.9%
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154.2%
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215.7%
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14年3月期予想
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510,000
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31,000
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32,000
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20,000
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14期予想/13期比
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101.9%
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126.0%
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117.7%
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118.4%
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[ 2013年5月21日 ]

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