2012年実質GDP1.9%増 第3四半期は3四半期連続のマイナス-0.1減
内閣府が14日発表した2012年暦年のGDP成長率は1.9%増だった。また、2012年10~12月期の第3四半期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比▲0.1%減、年率換算で▲0.4%減となった。
マイナス成長は3四半期連続。海外景気の減速、自動車を除き、お家芸であった半導体・家電輸出の全滅で輸出低迷が続き、電力業界は高い巨額のLNGを買わされており、また、企業の設備投資に慎重さが続いていることが最大の要因でマイナスが続いている。
ただ、個人消費で持ち直しや住宅も堅調な動きを見せており、下落幅は7~9月期(前期比1.0%減)より縮小した。
実質GDP四半期推移
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GDP
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内需
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外需
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家計
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民間住宅
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企業設備
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民間在庫
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政府支出
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雇用者報酬
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2011年10~12期
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0.2
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0.9
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-0.7
|
0.5
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-0.9
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8.6
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-0.4
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0.3
|
0.5
|
2012年1~3期
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1.5
|
0.2
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1.3
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1.2
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-1.7
|
-2.6
|
0.4
|
1.5
|
0.1
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4~6
|
-0.2
|
0.0
|
-0.3
|
0.0
|
2.2
|
-0.2
|
-0.4
|
0.4
|
-0.2
|
7~9
|
-1.0
|
-0.3
|
-0.7
|
-0.5
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1.6
|
-3.6
|
0.3
|
0.4
|
0.6
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10~12
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-0.1
|
0.1
|
-0.2
|
0.4
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3.5
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-2.6
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-0.2
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0.6
|
-0.5
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・外需=輸出-輸入、家計=家計最終消費支出(住宅除く)
[ 2013年2月15日 ]
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