アイコン コカ・コーラウエスト(福岡)金の卵/12月決算 減収減益 南九州コカ吸収

米コカ・コーラ社は、日本のコカ・コーラ社を再編させているが、ウエストは4月1日に南九州コカ社を株式交換で吸収合併する。
そ れほど、日本の清涼飲料水業界の市場は、高齢化・少子化・不況により頭打ちになっていることを証明しているものだが、同社はこれまで他社飲料水メーカーを 圧倒するようなヒット作にも恵まれなかったことにも起因している(この間伊藤園とサントリーは清涼飲料水の業績を伸ばした)。

同社の場合は、特に自動販売機の比率が他社を圧倒、買物はコンビニに行く時代に、自動販売機が取り残された感もある。また、工場でよく飲まれる清涼飲料水であるが、国内経済の不況や日本のマーケットの縮小から、大手の工場は海外へシフトしており、日本の製造業に従事する人口も1000万人を初めて割り込んでいる。
自動販売機は、売れても売れなくても巡回する必要があり、売れなければコストが嵩むことになり経費増となる。さりとて、コンビニなど店舗販売は利益幅が少なくなり、利益を圧迫することにもなる。難しい選択を迫られているのが、こん日の日本のコカ・コーラ各社といえる。

<健康食品・キューサイ事業>営業利益の4割稼ぎ出す
ウエスト社の健康食品事業は、過去買収した子会社のキューサイ(株)とその子会社5社で展開している。商品は、基幹商品であるヘルスケア商品の「青汁」、「ヒアルロン酸コラーゲン」および「ペプチドエース(特定保健用食品)」や、スキンケア商品の「コラリッチ」の販売を強化するとともに、新商品としてヘルスケア商品の「グルコサミンZ」を市場に投入するなど、様々な分野におきまして商品を展開している。
その結果、売上高は365億27百万円(前連結会計年度比5.0%増)、営業利益は54億2百万円(同比8.3%増)となった。
健康食品事業の売上高は、全体の9.4%に過ぎないが、営業利益は40.1%を稼ぎ出している。金の卵キューサイさま様であるが、これは本業からして歪であり、早期に本業の復活が望まれるところである。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
2009年12月期実績
369,698
2,242
2,085
-7,594
2010年12月期実績
375,764
12,003
12,659
7,582
2011年12月期実績
399,717
16,469
16,044
6,997
2012年12月期実績
386,637
13,463
13,845
6,031
前期比
96.7%
81.7%
86.3%
86.2%
2013年12月期予想
393,700
15,500
14,700
7,800
13年期予想/12年期比
101.8%
115.1%
106.2%
129.3%
 
[ 2013年2月 7日 ]
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