アイコン 箱根山の火山対策連絡会議開催

箱根山の火山活動に備えた神奈川県の箱根山周辺自治体(6市町と県+気象庁)などの定例会議が20日開催された。会議では、先月17日以降の体に感じないレベルの地震が増えていて、今後注意深く観測していくことを確認した。

神奈川県の箱根山は詳しい活動の記録が残っている1786年以降、噴火の記録はないが、数年に1度、地震活動が活発になっている。先月17日以降、駒ヶ岳から大涌谷にかけての周辺で体に感じないレベルの地震が増え、1ヶ月間で1,516回観測されたことなどが報告された。
箱根山では、平成13年に地震が増えた際、温泉水が吹き出たり火山ガスが増えたりして一部の観光施設が営業を中止する影響が出たが、このときに比べて今回は地震の回数などは少なく噴火の兆候も見られないという。
気象庁火山課の解析官も、現在の地震活動をみる限り、大きな噴火を起こす兆候はみられないが、今後も変化がないか観測していくと述べている。

<コメント>
 上記のように箱根山の群発地震は心配が要らないような内容だ。果たしてそうだろうか?
 東日本大震災の地震によるマグマへの影響、その余震と見られる静岡県東地震での影響、東北から今や関東で頻発している地震の影響。富士火山帯における三宅島の噴火後10年経過しての海底火山爆発、こうしたマグマ放出後12年経過。
地震によるマグマ圧力の歪、鬱積していると思われる富士山のマグマ。東日本大震災の大津波のように油断は大敵だ。

こうした会議で危険な兆候とでも発表したら、箱根の観光客が激減することから、役所は心得て発表していることも差し引いて考えるべきだ。

[ 2013年2月21日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索