アイコン ウオーターサーバーの熱湯でやけど被害相次ぐ

国民生活センターは、宅配水業者が設置する水やお湯が出るウオーターサーバーの熱湯で、子どもがやけどをする事故が相次いでいると注意を呼びかけている。
ウオーターサーバーは、専用のボトルを取り付け、電気で温度を調節して、いつでも冷たい水や熱湯が出る商品で、最近は家庭でも使用が広がっている。

しかし、国民生活センターによると、平成19年から先月までに、ウオーターサーバーのお湯でやけどをしたという情報が29件寄せられ、約8割が4歳未満の子ども。
センターによると、お湯が出るレバーなどを子どもが誤って触ったケースが多いほか、ねじ込み式となっている蛇口が緩んで外れ、熱湯が噴き出したケースも8件あったという。
中には、お湯が出るレバーはロックされていたものの、蛇口ごと外れたため、1歳の男の子が全治2週間のやけどをしたケースもある。
センターでは、お湯が出る蛇口を小さい子どもが触らないよう注意することや、蛇口の緩みに気付いた場合、取扱店などに連絡するよう呼びかけている。

設置家庭では、お湯が出るウオーターサーバーを、幼児に触らせないように、触ることができるようなところに置かないことがすることが肝心だ。
また、メーカーや設置する宅配水業者は、安全装置を付け、解除しないと出ないような工夫も必要だ。そうした工夫を一早くやれば、その宣伝文句だけでも競合他社より優位に立とう。
ウオーターサーバーは、大商社が、当初(RO水製造用)逆浸透膜と共に、アメリカから輸入されていたが、韓国で真似させて造ったところ、あまりの安さに、今では韓国製や中国製となり、アメリカから購入することなどなくなっている。宅配水業者のア社とかク社などは、安さばかりを追求せず、早急に安全面を考慮すべきだ。
 

[ 2013年2月25日 ]
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