アイコン 大阪特捜/学校法人経営で背任容疑、東北文化学園大学理事長小山昭夫を逮捕へ 樟蔭東学園高の不正融資問題

 大阪府東大阪市の学校法人「樟蔭東学園」が実質経営者(81)に不適切な融 資を繰り返し、学園に損害を与えた疑いが強まったとして、大阪地検特捜部は5日、背任の疑いで前理事長(67)と、共犯容疑で実質経営者を6日に取り調べ る方針を固めた。容疑が固まり次第、逮捕する。
 2人は4億3千万円の背任容疑で告発されていたが、特捜部はこのうち3億8千万円について容疑が固まったと判断したとみられる。
 実質経営者は精神科医で、大阪府茨木市などに病院や医療施設を多数設立。学校法人の運営にも携わり、現在は東北文化学園大(宮城県仙台市青葉区国見6-45-1)の理事長も務めている。

学校を私的な金のなる木にするとは言語道断、81歳にもなるのにまだ欲の皮が突っ張っているようだ。
なお、HPによると学校法人東北文化学園大学の理事長は小山昭夫となっている。

事件の経緯・・・学校乗っ取り事件・昨年10月報道
<樟蔭東学園強制捜査の真相 大阪学校乗っ取り事件>

 小山昭夫氏が、経営難であった樟蔭東学園に、東北文化学園大学の2億円で資金援助、人事権を握る。
 その後、学校が運動場を売却するが、その一部が小山氏に還流。文部科学省が指導の際に土地を拠出するも、大幅に価格が安く、少なくとも1億5千万円の差額が手元に。

<樟蔭東学園からのお金の流れ>
・学校を資金支援 人事権を得る(東北文化学園大学の資金2億円を無断流用か)
・家電量販店の上新電機に高校グラウンドの半分を売却
・23億円で売却(学校は残額18億2千万円か)
 売却代金の一部を小山昭夫氏(学園顧問)に融資、高橋努理事長が4億8千万円
・3億8千万円で、樟蔭東学園とは関係ない学生寮建設
・残りは小山昭夫氏個人の借金返済に充当

文部科学省  樟蔭東学園に対して小山昭夫氏から現金で即座に回収指示
・小山昭夫氏 堺市内の山林を現物拠出。7年前に過去の所有者が行った土地鑑定書は2億78百万円
・現金で5千万円は返済済み
・借入残高4億3千万円、土地価格の差額 1億5千万円

4億8千万円=現金返済5千万円+山林現物弁済2億8千万円+差額1億5千万円

注)山林など評価は適当にできるもの、実際の売買は一山いくらの可能性もある。2億78百万円の売却価値がなければ、樟蔭東学園は大損することになる。(不動産鑑定士など銭次第でどうにでも評価してくれる)

<医療法人 恒昭会と傘下病院等>
実質経営者は樟蔭東学園や(学校法人)東北文化学園大学も含めて小山昭夫とされている。
藍野病院(大阪府茨木市)
藍野花園病院(大阪府茨木市)
青葉丘病院(大阪府大阪狭山市)
あおば訪問看護ステーション(大阪府大阪狭山市)
あおばケアプランセンター(大阪府大阪狭山市)
アイノクリニック(大阪市)
うめだ訪問看護ステーション(大阪市)

<学校法人 藍野学院>小山昭夫は同学院の創立者
学校法人 藍野学院(理事長)小山英夫
藍野大学(学長)毛利平
藍野大学短期大学部(学長)大澤仲昭
藍野高等学校(校 長)大澤仲昭
滋賀医療技術専門学校(校長)砂川勇
と小山英夫理事長は、小山昭夫氏とはまったく関係ないとしている。
 

[ 2013年3月 6日 ]
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