アイコン トライアル 韓国でも頑張る

朝鮮の中央日報は、トライアルが韓国で展開しているスーパーマーケットチェーン「トラボックス(Tra box)」について、次のように掲載している。

<日系スーパー、韓国南部の商圏を徐々にのみ込む>
14日午後、釜山市海雲台区佐洞のスーパーマーケットチェーン「トラボックス(Tra box)」。昼の時間帯も客は絶えなかった。198.3平方メートル(60坪)の店には約2万個ほどの生活用品が並んでいる。インテリアがない倉庫型という点が一般スーパーマーケットと違う点だ。
主婦のキム・ジソンさん(48)は「スリッパ一つが1600ウォン(約140円)と、大型マートや企業型スーパーマーケット(SSM)の半分にしかならないのでよく来る」と話した。スーツ姿のホン・スンピョさん(44)も「食品や衣類、事務用品まで、何でもそろっている」と語った。
周辺の商店は閑散としている。「トラボックス」から40メートル離れたところでコンビニを経営しているチェ・ドンウさん(28)は「トラボックスができてから、一日の売り上げが80万ウォンから40万ウォンに減った。3年後に契約期間が終われば店を閉める」と話した。付近の別のコンビニは4カ月前に閉鎖した。

「365日地域最低価格」戦略を強調する日本スーパーマーケットチェーンが、釜山・慶尚南道など南部に上陸し、地域商圏に進入している。トラボックスを運営する企業(株)トライアルコリアは日本・福岡に本社があるトライアルカンパニーが60%の株式を保有している。トライアルカンパニーは日本で131店を運営し、年間売上高3兆3000億ウォンのスーパーチェーン企業。
以上。

<福岡での戦い>
福岡では、ディスカウンターのトライアルとルミエールが凌ぎを削っている。商品構成や設備については、ルミエールが勝っており、ルミエールが進出する地域では、既存のスーパー客が激減する有様。トライアルも安いが、店舗内が雑然としており、ルミエールのロジャース時代や古いロジャース時代からあるルミエール店舗のようだ。
ルミエールは今や大和ハウスのモールに入居したりしており、新しい店舗はかなり洗練されている。トライアルは安いのはいいが、稼げるPB商品や中国メーカー?品が多すぎる。しかし、大型店は商品点数やバリエーションも豊富でイロイロな物が安価な価格で販売されている。
トライアルは福岡では、なぜかしら、ルミエールを目の敵にしているようで、ルミエールの本陣の北九州圏へ攻め込んでいる。トライアルの最大の武器は24時間営業かもしれない。ルミエールは夜10時までとなっているが、深夜はトライアル店舗に若い買い物客が集中している。

そうした中でも、毎日が安い価格のコスモス薬品の躍進は目立つ、確実に店舗を増加させており、雑貨品や飲料水の場合、メーカー品価格がルミエールより、トライアルより安い商品もある。コスモス薬品の快進撃が、ルミエールやトライアルにも打ち勝っている証でもある。
コスモス薬品は、九州から北上を続けているが、進出市場はまだ山と有り、進出地の近隣コンビニやスーパーは撃沈されるおそれもある。但し、コスモス薬品は生鮮食料品を置いておらず、近隣スーパーにとっては救われる部分でもある。

[ 2013年3月15日 ]
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