アイコン 3月:消費支出5.2%増 鉱工業生産0.2%増 失業率4.1%に改善

<消費支出>5.2%増
総務省が発表した家計調査によると、1人暮らしを除く世帯の先月の消費支出は31万6,166円で、物価の変動を除いた実質では、前年同月比5.2%増となった。
百貨店が喜んでいるとおり、ハンドバックや腕時計、それに宝飾品などが含まれる「身の回り用品」への支出が13.8%増加したほか、住宅の修繕・維持への支出や自動車の購入も大きく増えた。
一方、1人暮らしを除く勤労者世帯の収入は、平均で44万4,379円となって、実質で前年同月を1.8%上回り、2ヶ月ぶりに増加した。

<鉱工業生産指数>4ヶ月連続プラス
経済産業省が発表した3月の鉱工業生産指数は、平成17年を100とした指数で89.8と、前月比0.2%のプラスとなり、4ヶ月連続で前月を上回った。
これは、中国などアジアを中心に需要が高いスマートフォン向けの液晶部品や、国内で稼働が増えている火力発電所のタービン部品の生産などが増えたことによるもの。

<完全失業率>0.2ポイント改善
総務省によると、先月の就業者数は6246万人で、前の年の同じ月に比べて31万人増加。一方、完全失業者数は280万人で、前の年の同じ月に比べて27万人減少した。
 この結果、季節による変動要因を除いて計算した全国の完全失業率は4.1%で、前月比、0.2ポイント改善した。
厚生労働省によると、3月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除き、0.86倍で、前月比0.01ポイント上昇した。新規の求人数は、前年同月比3.6%の増加となっていて、産業別では、宿泊業、飲食サービス業が10.1%増、卸売業、小売業が8.5%増、建設業が8.0%増となっている。

アベノミクス効果で、財布の紐が企業も家計も緩んできているようだ。
 

[ 2013年4月30日 ]
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