アイコン 揺れ続く日本(1)淡路島・三宅島・長野地震

日本付近で発生した主な被害地震の震央分布(平成18年~平成25年2月)は、下記図のとおりである。
2011年3月11日東日本を襲ったM9という巨大地震、しかし、その前も後も地震は多発していることがわかる。本年に入っても東日本巨大地震の余震と見られる地震が東北や関東で続き、本年2月には箱根山で群発地震が、4月17日には三宅島で地震が発生している。4月13日には神戸大地震(平成7年1月17日)の影響を受けた断層歪修正と見られる地震が淡路島で震度5弱の直下型があった。
4月17日(水、仏滅)は全国が揺れ続け、三宅島のほか与那国島近海では群発地震が、全国で震度1以上を観測した地震は実に52回にも達している。19日には千島列島でM7の大きな地震も発生、根室などでは震度4を記録した。
4月になってからでも北海道、東北・関東・三宅島・長野・淡路島・広島北部・トカラ列島・与那国島など日本全土で地震が発生して揺れ続けている。

<平成18年以降の震度3以上の地震分布図>クリック拡大
平成18年以降の震度3以上の地震分布図

 

4月14日~19日 揺れ続く日本(震度1以上)/気象庁
 
日付
場所
M(推定)
深さkm
震度
 
13
5
33
淡路島付近
6.0
10
淡路市 5弱
6
14
22
28
福島県沖
5.2
50
田村市 4 
19
16
14
47
宮城県沖
3.7
50
石巻市 3
22
17
10
15
三宅島近海
4.4
20
三宅島神着 3
23
 
11
14
三宅島近海
4.6
20
三宅島神着 3
24
 
11
16
三宅島近海
4.6
20
三宅島神着 3
28
 
12
22
三宅島近海
4.7
20
三宅島神着 3
44
 
17
57
三宅島近海
6.2
20
三宅島神着 5強
46
18
18
6
三宅島近海
3.4
20
三宅島神着 3
59
 
21
3
宮城県沖
5.8
60
石巻市 5弱
81
19
5
0
茨城県南部
3.6
60
笠間市 2
82
 
5
43
茨城県沖
3.4
60
日立市 1
83
 
9
3
上川地方南部
2.8
10
南富良野町 2
84
 
9
28
宮城県沖
3.5
10
一関市 2
85
 
10
24
茨城県北部
3.6
30
常陸大宮市 2
86
 
11
6
福島県沖
4.4
20
楢葉町北田 2
87
 
12
6
千島列島
7.0
10
根室市 4
88
 
17
56
三陸沖
4.6
10
宮古市 1
89
 
18
3
三宅島近海
3.1
10
三宅島神着 1
90
 
20
11
三陸沖
4.6
10
宮古市 1
91
 
22
42
広島県北部
3.0
10
三次市 1
92
 
22
51
トカラ列島近海
3.0
10
十島村宝島 1
93
 
23
11
千葉県東方沖
4.7
10
銚子市 4
94
 
23
59
淡路島付近
2.7
20
洲本市 1
95
20
0
48
長野県南部
4.0
50
長野高森町 2
(注)本土や島の陸地における震度1以上の分のみ発表されており、それ未満の地震は別にあり
・揺れが各地の断層を刺激し、揺れの連鎖を引き起こしているようだ。
・14日~18日までは震度3以上、19日以降は震度1以上、左記番号は14日からの震度1以上
 
[ 2013年4月20日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索