アイコン 何でもありの韓国/原発に偽造部材取り付け 2機運転停止

韓国原子力安全委員会は28日、試験成績表が偽造された制御ケーブルの設置が確認された新古里原発2号機(釜山市)と新月城原発1号機(慶州市)の運転停止を決めた。
同じ理由で8日から運転を停止している新古里1号機の整備期間を延長し、運営許可の審査を行っている新月城2号機は部品を交換するようにした。夏を控え、電力不足が懸念される。
 新古里1、2号機と新月城1、2号機の出力は、それぞれ100万キロワット。同委員会の決定により200万キロワットの電力供給が減る見通し。

韓国全国にある原発23基のうち、8基が稼働を停止しており、2基が追加され、計10基が運転を止めることになった。原発全体の合計出力は2,071万6,000キロワットだが、771万6,000ワットが出力されない状況となる(37.2%)。
 新古里2号機は5月31~7月25日、新月城1号機は6月12~8月6日に定期整備を行う予定だったが、今回の偽造発覚で稼働停止が前倒しされ、再稼働は約6ヶ月遅れる見通し。

 4月8日から予防整備中だった新古里1号機については整備期間を延長し、部品を交換することにしている。運営許可審査中の新月城2号機は運営許可が出る前まで制御ケーブルを交換することにしている。
建設中の新古里3、4号機は追加調査や安全性調査を実施し、調査結果によって適切な措置を取る方針。ケーブル交換や安全性調査などには約6ヶ月かかるという。
 問題となっているケーブルは、海外試験機関の検証を受けられず、検査担当の韓国試験機関の関係者が偽造したという。
  産業通商資源部関係者は「電力需給対策を今週中に打ち出し、直ちに施行する。電力需給は8月初旬に最悪の状況になる懸念がある」と予測している。

  原発部品が業者と原発担当者が賄賂で癒着し、原発に中古品や偽造品を取り付けていたことが発覚、多くの原発が停止している。
 原発という末恐ろしいものであり、正規品を使用せず、中古品や偽造品を取り付けるなど企業倫理以前の企業の体質問題だ。上が賄賂漬けになっていると下っ端もタカる。

[ 2013年5月29日 ]
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