アイコン ディオバンで皮膚のただれ報告 ノバルディスデータ捏造の超大型商品降圧剤

厚労省などは29日、製薬会社ノバルティスファーマの降圧剤ディオバン(バルサルタン)を服用後、皮膚の広範囲が、ただれるなどの重い症状が出たとの報告があるとして調査を始めた。  
薬の添付文書に副作用情報として記載するようノバルティス社に指示するか、8月にも判断するという。
 以上。

ディオバンは、京都府立医大が臨床研究に不正なデータ操作があったと発表。ノバルティス社は、社員を大学医学部の講師として潜り込ませ、嘘のデータを捏造させ、ノバルディスお抱えの各大学医学部の教授たちを、捏造データに基づき、各地で座談会やシンポジウムを開催・参加させるなどして、ディオバンを年商1000億円という超大型商品に育て上げた。捏造後10年、ディオバンの売上高は通算1兆円以上となっている。

同社は、今回の厚労省の調査は一連の問題とはまったく関係のないものだと説明しているというが、今回の調査結果によっては、不安感が高まり、捏造も含め、ノバルティスのお抱え教授たちは別として、善良なる医師たちには信用をなくしてしまうものと思われる。
 
ただし、ディオバンの服用者が、急に服用を中止すると血圧が上がって脳卒中や心筋梗塞につながる恐れがあり、心配だとする服用者は専門の医師の指示に従って、処方箋を変えてもらう必要がある。
 京都府立医大の捏造データ事件の調査報告では、ノバルティスのディオバンは、他社の降圧剤の効能とまったく変わらず、捏造されたデータの効能は全くなかったと報告している。

ディオバン捏造データ、ノバルティスお抱え教授たちと称される人たち

白橋伸雄(ノバルティスファーマ社の社員:身分を隠し臨床研究の統計解析に関与、当時大阪市立大学非常勤講師になっていた)

松原弘明(京都府立医科大学循環器内科教授:Kyoto Heart Studyの統括責任者、基礎研究でも研究不正疑惑)。昨年3月米国心臓協会(AHA)は、複数の論文で疑惑を指摘した。

小室一成(千葉大学、大阪大学、東京大学循環器内科教授:バルサルタンの医師主導臨床研究「VART」の関係者、基礎研究論文でも疑惑)ディオバンの臨床試験の代表を務めていた。

光山勝慶(熊本大学大学院生命科学研究部生体機能薬理学分野教授:Kyoto Heart StudyのEndopint committee member、元 大阪市立大学医学部・医学研究科所属、基礎研究論文でも疑惑)

森下竜一(大阪大学大学院医学系研究科 臨床遺伝子治療学教授:日本高血圧学会理事、小室・光山・堀内氏らとディオバン宣伝のため何度も座談会に参加、基礎研究論文でも疑惑)

萩原俊男(大阪大学大学院医学系研究科 老年・腎臓内科学教授:Jikei Heart Studyに賞賛のコメント、基礎研究論文でも疑惑)

堀内正嗣(日本高血圧学会理事長、 小室・光山・森下氏らとディオバン宣伝のため何度も座談会・シンポジウムに参加していた)

日本高血圧学会そのものがノバルティス社と癒着していたのか、理事長派の連中が癒着していたのか・・・
 

[ 2013年7月30日 ]
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