アイコン コカコーラ・ウエスト/通期売上高 下方修正 利益は特別益計上で大幅高

同社は、厳しい雇用情勢やデフレによる消費者の節約志向の継続等により、 当第2四半期連結累計期間(平成25年1月1日~平成25年6月30日)の売上高は平成25年5月1日発表予想を下回りました。この状況を受け、通期の売 上高を前回発表予想(平成25年5月1日発表)に比べ25億00百万円減少の4,406億00百万円に修正した。
一方で、経費節減努力で営業利 益、経常利益は前回発表予想どおりとなる見込み。また、当第2四半期連結累計期間にて、平成25年4月1日を効力発生日とする株式交換による南九州コカ・ コーラボトリング(株)の完全子会社化に伴い、負ののれん発生益144億38百万円を特別利益として、また段階取得に係る差損55億67百万円を特別損失 として計上した。これにより、通期の当期純利益は前回発表予想に比べ80億00百万円上回る見込みとしている。

同社の売上高は、南九州コカ・コーラボトリングの吸収合併による増加であり、売上高の漸減傾向に歯止めはかかっていない。
また、利益も稼ぎ頭のキューサイ事業(青汁・健康食品・化粧品)は不況で大きく伸びる状況にはなく、競争も激しく広告宣伝を大きくすれば伸びる時代ではなくなってきている。既存客もより大事にすることだろう。
米本国のコカコーラの6月の第2四半期決算は減収減益となった。世界経済の低迷や悪天候が清涼飲料の需要を圧迫し販売量が予想を下回った。中国も景気低迷で横ばいであった。
コカコーラ社も日本では、ソフト健康飲料にシフトしていくこと、および、海外進出で減る一方の大工場のもと自動販売機での販売依存度を減らしていくしかない。経費がかかることから、地域的な取り組みが必要であろう。増え続けているのはいまだかってコンビニである。

連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
12年12月第2四半期
184,300
3,157
3,086
1,003
13年12月第2四半期
196,225
4,783
5,672
11,056
13期Q2/12期Q2比
106.5%
151.5%
183.8%
1102.3%
13年12月期前回予想
443,100
17,800
17,900
9,700
13年12月期今回予想
440,600
17,800
17,900
17,700
今回13期予想/12期比
114.0%
132.2%
129.3%
293.5%
12年12月期
386,637
13,463
13,845
6,031
11年12月期
399,717
16,469
16,044
6,997
10年12月期
375,764
12,003
12,659
7,582
 
[ 2013年7月29日 ]
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