アイコン 日本軍事力評価報告2012 中国は日本の軍事力をどう見ているか・・・

中国の民間シンクタンク「中国戦略文化促進会」(1級社団法人・・・)は北京で19日午前、「米国軍事力評価報告2012(民間版)」と「日本軍事力評価報告2012(民間版)」を発表した。
中国の民間シンクタンクが、国別の軍事力評価報告を発表するのは、昨年6月に続き2回目。今回は英語版も初めて発表された。

「米 国軍事力評価報告」は防衛戦略、軍事力と兵力配置、国防予算と兵器の開発・調達、作戦理論の新たな発展、連盟・パートナーシップ、演習の計6章からなり、 「日本軍事力評価報告」は全体的政策の調整、軍事力、国防予算、軍事配備、武器・装備、体制・編成の調整、軍事訓練・演習、対外的な軍事安全協力の計 8章からなっている。

日本に関しては、
報告書は、日本が潜水艦部隊や航空警戒管制部隊の増強を計画していると指摘。その目的の一つに尖閣の「争奪」があると分析している。
尖閣諸島の領有権問題について、「日本軍事力評価報告」は「日本は3段階で尖閣支配に向けた軍事対策をとる」と予測。
第1段階は「海上 保安庁の軍事的力量を強化し、全力で情勢をコントロールする」、
第2段階は「自衛隊が局地的な中小規模の武力衝突の際に迅速に出動する」、
第3段階は「衝 突が拡大して制御不能になった場合、米軍の介入による事態打開を図る」とみている。
これと同時に、日本は「日米両国の軍事的同盟強化を進め、3段階の対策を進めることで中国の武力行為に対応する」との見通しを示した。
また、日本がこれらの軍事強化を進める背景には、日本の南西部防衛を重視する「西南防衛」の歴史的積み重ねと、米国のアジア回帰による日米防衛協力が関連していると指摘。 
昨秋以降の尖閣問題をめぐる日中対立激化を受け、安倍晋三政権は着々と南西部での軍備強化を進めているとしている。
以上。

あくまで、中国軍と密接な関係にある軍事シンクタンクの見解。
 

[ 2013年7月22日 ]
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