大和ハウス子会社のダイヨシトラスト/第3四半期 業績好調
大和ハウスが同社を買収して94.09%の株を所有している。買収に当たっては大和ハウスが1株1,066円で買収し、代表の大穂さんは17億68百万円取得したことになる。大和ハウスが買収後も大穂さんが代表をしている。
第3四半期までにおける同社の業績は、
1、パーキング事業は、引続き収益改善策として、駐車料金の改定及び賃借料の値下げ交渉、並びに不採算駐車場の撤退を実施。また、営業員を増員し、新規駐車場の開拓に注力するとともに、平成24年12月には大阪営業所(大阪市淀川区)、平成25年5月には熊本営業所(熊本市中央区)を開設し、営業拠点の拡充も併せて実施した。
その結果、売上高は23億17百万円(前年同四半期比13.1%増)、営業利益は3億70百万円(同13.9%増)となった。
なお、当第3四半期会計期間末の駐車場数は、管理受託物件を含め物件数で831ヶ所(同9.6%増)、設置台数で8370台(同17.3%増)となっている。
2、不動産賃貸事業
不動産賃貸事業は、保有不動産の一部売却により管理物件数は減少したが、たな卸資産の保有期間における賃貸収入を計上したこと等もあり、業績は、前年同四半期を若干上回る水準で推移した。その結果、売上高は3億25百万円(前年同四半期比0.6%増)、営業利益は1億53百万円(同7.2%増)。なお、当第3四半期会計期間末の入居率は87.7%(前第3四半期会計期間末は88.1%)となっている。
3、不動産販売事業
不動産販売事業は、マンション開発用地等の仕入活動を行い、販売活動においては、新築分譲マンション「ハートリーフ春日原駅前」(福岡県春日市、総戸数22戸)の全戸の引渡しが完了したほか、新築マンション1棟及び中古テナント・オフィスビル2棟の一棟販売等を実施した。その結果、売上高は17億99百万円(前年同四半期比81.0%増)、営業利益は2億36百万円(同28.9%増)となったとしている。
カプセルホテルは省略。
同社は大穂社長のノウハウが詰まった会社であり、大和ハウスにとって大穂社長を外すことはできないだろう。
大和ハウスにとっても大穂社長を活かすことで、同社をもっとビッグにする可能性を秘める。
非連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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12年8月第3四半期
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3,457
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515
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441
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229
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13年8月第3四半期
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4,543
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600
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505
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456
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13/8Q3/12/8Q3比
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131.4%
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116.5%
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114.5%
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199.1%
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13年9月期予想
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5,492
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727
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596
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384
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13年期予想/12年期比
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122.4%
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115.4%
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112.9%
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141.2%
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12年8月期(非連結)
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4,488
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630
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528
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272
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11年8月期(連結)
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3,654
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477
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371
|
190
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10年8月期(連結)
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3,116
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367
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268
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139
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