アイコン 米FDA/仏産チーズ「ミモレット」をチーズダニで輸入停止措置

仏産チーズ「ミモレット」 明るいオレンジ色をした優しい風味の仏産チーズの「ミモレット」は、この数ヶ月、米国で存亡の危機にさらされている。
米食品医薬品局=FDAが、ミモレットのメロンの皮のような外皮がダニに覆われているとして規制に乗り出したものだが、ミモレット独特の風味を生み出しているのは、そのダニたちであるという。

まだ正式には禁止されていないが、すでに1.5トン分のミモレットが税関で差し止められ、廃棄処分に処せられた。
ところが、扱い店舗では、今回の問題で売り上げが増えているという。ある店舗では以前は1週間に1ポンド(450グラム)程度の売り上げだったミモレットが、停止措置以降は7~9ポンド(3~4キロ)売れているという。値段は1ポンド当たり30ドル(約2900円)で安くはない。

消費者の中には、FDAの動きは理解できない、明らかに安全なチーズだ、みんな、何百年も食べてきたのだからとしている。
米国の愛好家は、こうしたことから、ミモレットがなくなるのではと心配しているという。
以上、AFP

FDAもチーズダニの人に対する毒性を検査し、消費者を納得させる必要があろう。フランスもこうした米国の動きに黙っているような国ではない。なんらか対抗措置をとることが考えられる。
日本も輸入しており、農水省か消費者庁は検査したらいかがだろうか・・・。

昨年は韓国産の貝類から、人の糞尿いらいの菌が多くいたとして、FDAは韓国産の生・加工・缶詰に至るまで、米国店舗での販売を停止勧告していたが、輸入禁止措置はとらなかった(売れないから効果は一緒のことだが)。当然、FTA(2国間自由貿易)を締結していることから、国内向けの勧告だけの措置になったと思われる。
中国でも輸入禁止措置が取られるぐらいの韓国産の輸入食品については、大腸菌の量も厳格に調査する義務が弱腰の日本政府=入管には、日本国民に対して義務がある。
 

[ 2013年8月 1日 ]
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