日本が許可している遺伝子組み換え作物 大豆など8作物
日本の食品安全委員会(委員の殆どが何らかな形で企業献金を受けている)は、海外メジャーが巨額を使ったロビー活動により米政府を動かし、米政府から日本政府への圧力により、下記大豆などの遺伝子組み換え作物の輸入の許可を与えている。
しかし、アメリカでは主食となる小麦の遺伝子組み換え小麦を、まだ許可していない。日本の食品安全委員会は、アメリカがなぜ小麦に対して遺伝子組み換え小麦を許可していないのか把握しているのだろうか。
圧力に屈した奴隷外交は慎むべきだ。石原慎太郎暴走老人さえ遺伝子組み換え作物が、表示なしに輸入販売されることになるTPPに反対している。
<問題点>
(1) 安全性が確認されていない。
(許可した以上は安全に問題があると絶対言えない御用学者と政府。
(2)アレルギーの原因となる可能性は否定できない。解明されていない。
(3)生態系を乱す。害虫対策の遺伝子組み換え作物は、生態系を変える=虫や蝶を寄せ付けず死滅させる。(アメリカの遺伝子組み換えのトーモロコシ畑では蝶などの幼虫も死んでいる)
(4)米国や独の一部の企業に組換え作物の種子が支配される。生産特許のほとんどを所有。
(5)一代限りの種子などあり、毎年種子をメジャー系から購入することになる。
(6)専用の除草剤が用意され、その除草剤しか効かない種子が作られる。
など。
<利点>
(1)農薬使用量を減らすことができる。
(2)収穫量の増加。化学肥料が大量に必要となる(メジャー儲け)。
(3)砂漠など劣悪な環境で育つ作物が可能となる。
(4)長期保存できるようになり、なかなか腐らない。
などである。
現在すでに市場にある組換え作物は大部分、大豆、トウモロコシなどあり
(A)昆虫を殺す蛋白(BT)の遺伝子を組み込んだもの
(B)除草剤耐性遺伝子を組み込んだもの
である。BTはバチルス・チュリンゲネシスという菌がつくる殺虫蛋白であり、除草剤耐性遺伝子は
アグロバクテリウム菌、アクロモバクター菌などの遺伝子をそのまま利用したもの。
もう一度書くが、世界最大量の穀物である小麦の遺伝子組み換え小麦は、既に完成しているにもかかわらず、何故、アメリカ政府は許可しないのだろうか?
日本が認可している遺伝子組み換え食物
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食品8作物(169品種)、添加物7種類(15品目)
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遺伝子組み換え作物
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1
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大 豆
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2
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じゃがいも
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3
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なたね
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4
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とうもろこし
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5
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わ た
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6
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てんさい(砂糖大根)
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7
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アルファルファ
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8
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パパイヤ
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遺伝子組換え微生物
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1
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キモシン
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2
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α-アミラーゼ
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3
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リパーゼ
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4
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プルラナーゼ
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5
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ラナーゼ
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6
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リボフラビン
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7
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グルコアミラーゼ
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8
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α-グルコシルトランスフェラーゼ
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日本の遺伝子組み換え作物 大豆12系統 申請者は外資農薬・化学メジャーばかり
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名 称
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性質
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申請/開発者
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承認年
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食品
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飼料
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環境
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1
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除草剤グリホサート耐性ダイズ (40-3-2)
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除草剤耐性
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日本モンサント
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2001
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2003
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2005
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2
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除草剤グルホシネート耐性ダイズ (A2704-12)
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バイエルクロップサイエンス
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2002
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2003
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2006
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3
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除草剤グルホシネート耐性ダイズ (A5547-127)
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バイエルクロップサイエンス
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2002
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2003
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2006
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4
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除草剤グリホサート耐性ダイズ (MON89788)
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日本モンサント
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2007
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2007
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2008
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5
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除草剤グリホサート及びアセト乳酸合成酵素阻害剤耐性ダイズ (DP-356043-5)
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デュポン
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2009
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2009
|
2009
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6
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高オレイン酸ダイズ (260-05)
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高オレイン酸形質
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デュポン
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2001
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2003
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2007
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7
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高オレイン酸含有及び除草剤アセト乳酸合成酵素阻害剤耐性ダイズ (DP-305423-1)
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高オレイン酸形質
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デュポン
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2010
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2010
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2010
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除草剤耐性
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8
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高オレイン酸含有並びに除草剤アセト乳酸合成酵素阻害剤及びグリホサート耐性ダイズ (305423×40-3-2)*
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高オレイン酸形質
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デュポン
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2012
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2010
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2012
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除草剤耐性
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9
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チョウ目害虫抵抗性ダイズ (MON87701)
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害虫抵抗性
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日本モンサント
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2011
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2011
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2013
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10
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低飽和脂肪酸・高オレイン酸及び除草剤グリホサート耐性ダイズ (MON87705)
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低飽和脂肪酸・高オレイン酸形質
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日本モンサント
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2012
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2012
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2013
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除草剤耐性
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11
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チョウ目害虫抵抗性及び除草剤グリホサート耐性 (MON87701×ON89788)
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害虫抵抗性
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日本モンサント
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2011
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2011
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2013
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除草剤耐性
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12
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イミダゾリノン系除草剤耐性ダイズ (BPS-CV127-9)
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除草剤耐性
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BASFジャパン
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2012
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2012
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2013
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・モンサントは農薬・化学肥料メジャー(米)、デュポンは化学メジャー(米)、BASFは化学メジャー(独)、バイエルクロップサイエンスは農薬メジャー(独)
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