アイコン キャンプ瑞慶覧の一部11ha 2019年返還

日米両政府は、19日、先に返還計画をまとめた沖縄県の嘉手納基地より南にあるアメリカ軍基地のうち、キャンプ瑞慶覧の倉庫地区の一部などおよそ11ヘクタールを返還することで正式に合意した。
これは19日開かれた外務・防衛の担当者による日米合同委員会で合意されたもの。

返還されるのは、キャンプ瑞慶覧の倉庫地区の一部や白比川沿岸の約11ヘクタールで、本年4月にまとめられた嘉手納基地より南にあるアメリカ軍施設の返還計画に盛り込まれている。
これらの土地は、現在使われている倉庫をキャンプハンセンに移設したあと、6年後の2019年度に返還されることになっている。
防衛省は、「返還に向けた作業が早く進めば、2019年度よりも早く返還ができる可能性もあり、1日も早く返還できるよう今後、作業を進めたい」としている。
また、19日の合意では、キャンプ瑞慶覧内を流れる白比川が、大雨の際に氾濫、周辺の住宅地が浸水被害を受けたことから、川の周辺など住宅地に隣接する7300ヘクタールについて返還を待たずに共同使用することが確認された。
県は、今後、川幅の拡張や壊れた護岸の改修工事に向け、今後、アメリカ軍側と調整していく。

しかし、北谷地区や瑞慶覧地区には、広大な米軍接収用地があり、その南(那覇より)には普天間の大飛行場がある。人口密集地の普天間の早期返還が求められる。
 

[ 2013年9月20日 ]
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